名言

西野亮廣の「お金」についての名言~新・魔法のコンパスより~

働いても収入は増えない

実は、どれだけ働いても収入は増えないんです。

もちろん働いた分のお金はもらえますよ。でも、24時間365日働いたところで年収1000万円すら届かない可能性があります。その一方で1年に数時間働くだけで何億と稼ぐ人もいるんです。

この「労働量」と「収入」について西野亮廣さんはこう答えています。

「労働量」と「収入」は必ずしも一致しない

わかりきっている話ですよね。だって職業によって「時給」が違うんですから。1時間で800円くらいの収入の人もいれば1時間で数万円稼ぐ人もいる。同じ量働いても収入は大きく違ってくるわけです。

だから収入が増やしたいからといって働く時間を増やしてもあまり意味はないんです。むしろ自分の時間を失うことになりますし、最悪の場合は体を壊してしまうことだってあります。

では、同じように働いているのにどうして収入が違うのでしょうか。このことについて西野さんはこう語っています。

お金は「他者に提供した『価値』の対価」

つまり、人に何を与えられるかで収入が変わるということです。誰でもできるような仕事だと人に与えられる価値も低くなりますし、その人にしかできないことであれば価値は上がります。

外科手術できますよ~っている人とレジ打ちできますよ~っていう人だと、できる人数が全然ちがう。当然、できる人数が少ないほうが仕事の価値は上がり、時給も上がるってわけです。極端な話をしてしまえば、その人しかできない手術とか、その人しか作れないモノとかがあれば、その人の言い値で決めることができてしまうわけですからね。

つまり、収入を上げるためには闇雲に働く時間を増やせば良いってものではないんです。自分の仕事の価値を高めていくことが収入を上げることにつながるんです。

収入を上げたければ、仕事の価値を上げよう。

100×100×100

ここだけの話、収入をかんたんに増やす方法があるんです。

実際はいろんなところで言われてる話なんですけどね。仕事の価値自体は簡単には上げることはできません。世の中には似たようなサービスや商品っていくらでもありますから。じゃあどうしたらいいのかというと、自分の価値を上げるんです。

西野さんはこう述べています。

キミの収入を増やすには、キミの「希少価値」を高める必要がある

先述したように、与えられる価値が高くなればなるほど、対価として得られる収入は増えるわけです。そこで、与えられるもの自体の価値を高めるのではなく、与える人自体の価値を上げるんです。希少な人材になるってことは、その人にしかお願いできない仕事ができるってことです。そうなると大金を払ってでもお願いしたいって人が出てきますからね。

そこで出てくるのが元リクルートの藤原さんが考えた「100万人に1人になる方法」です。100万人に1人ってかなりの希少価値がありそうですよね。

これは3つの分野で100人に1人の人材になれば100分の1×100分の1×100分の1で100万分の1になれるっていうものです。

いやいや、そもそも100人に1人の人材になんかなれないよって思ったあなた。安心してください。誰でもなれるんです。必要なのは時間だけ。

大体ひとつの分野に1万時間費やせば100人に1人の人材になれるとのこと。1日6時間やるとしたら4~5年で達成できます。誰だってやればできるんですからやるしかありませんよね。

ちなみに時間をかけずに手に入れる方法もありますよ。「会社の営業成績でトップになる」とか「東大合格」とかそういった類のものは時間はかかりません。そっちのほうが自分には合ってそうだという人はそちらを目指してみてください。

なんにしても、その道一筋では他の人と差をつけることはできません。だって必ず先を走っている人がいるんですから。

新しい分野で自分の能力や得意分野を増やし、能力をかけ算することで自分自身の希少価値を高めましょう。

3つの肩書を持ち、自分自身の価値を上げよう

値段で決めるな 心で決めろ

あ、最後にお金の使い方についても話しておきましょう。

今の世の中ってモノであふれてるんです。ひと昔前はほとんどなかったのにレンタル倉庫とかもどんどん作られてるし。

誰でも安く簡単にモノを手に入れられるようになった結果、必要なモノと不必要なモノがわからなくなってしまったんじゃないかなと思います。

西野さんもこう話しています。

ボクらは、機能や品質や値段で他との差別化が図れなくなった時代を生きている

西野さんは、この言葉の後に売る側としてどうしたらいいのかを述べています。この言葉から逆に買い手として大事なことを読み取ってみましょう。

世の中には安くてもいいモノもあれば、高くてもよくないモノがあります。見た目も機能もほとんど同じなのに値段は全然ちがうものもあるんです。

じゃあ、どうやって買い物したらいいかというと、値段ではなく心で決めるんです。

どういうことかというと、そのモノを買うときに心が満たされるかどうかを考えるってことです。「安いからなんとなく買う」では、どれだけ身の回りにモノがあふれていても心が満たされることはありません。逆に言うと自分が満足できるモノであれば安くたっていいんです。ブランド物とか高いことに意味があるものを買う必要もなくなってきます。

買い物をする時に値段で判断するとお金に踊らされることになります。ですから、値段ではなく、自分にとって本当に必要なモノなのかどうか。そして、買うことで心が満たされるかどうかを考えてモノを買うようにしましょう。

値段ではなく、買った後の自分の心で考える

紹介した名言が出ている本