この記事では投資を学べるマンガの金字塔
『インベスターZ』の名言
を数ある中から厳選してお届けします。
それではいきましょう!
『インベスターZ』に出てくる名言
神代の名言13選
01.
神代圭介「君は勝負という誘惑に引き込まれたんだ 単純に面白そうなゲームに飛びついた 誘惑に負けるヤツ ルールもロクに知らないのに首を突っ込むヤツは 結局はカモになるんだよ」
勝負に勝つためには自制心と知識が必要であるということを教えてくれる言葉です。
02.
神代「一流になれないもの目指してどうすんの そんなの無駄な努力だよ」
孝史「一流になれなくても一生懸命頑張ることに価値があるんじゃないですか!」
神代「的外れなところで頑張ることに 価値なんてない!」
高3にして達観している神代。
努力は過程ではなく結果に意味があると断言します。
03.
神代「投資にルールなんてない 安く買って高く売る これしかない」
孝史「そんなワケないでしょ」
神代「おまえもいずれわかる 要するにカンと度胸だけだってね」
孝史「カンと度胸って そんなのギャンブルじゃないですか」
神代「そうだよ ギャンブルだよ 投資は遊び!ゲーム!マネーゲームさ!」
孝史「マネーゲーム うわぁ・・・・・・そんなこと言うと世間から非難受けそう」
神代「ゲームと思わなきゃ3000億も動かせないんだよ」
投資を仕事やお金を稼ぐ手段だと考えてしまうと一歩踏み出す勇気が持てなくなってしまうのかもしれませんね。
04.
神代「過去はすべて忘れて 今保有している株を改めて見る 上がりそうもない株はさっさと売って現金にして他に投資する 損切りは決して失敗ではない むしろ次の成功のためのチャンスと思え」
株を一度でもやったことがある人ならわかるはず。
損切りって結構難しいですよね。
でも、次の成功のためのチャンスだと思えば・・・
05.
神代「もっと儲けたい この欲望で眼は黒く淀んでしまった そうなってきては神様は助けてくれない あとは自分の力で成功を勝ち取るしかない 人間 欲を持ったら努力するしかない 財前・・・・・・ここからが本当の始まりだ」
自分の欲を満たすためには努力するしかないんです。
逆に言えば欲があるから努力できるということもでもありますね。
06.
孝史「頭にきた!投資部の秘密 外に全部バラしてやる!」
神代「お前はホントに・・・・・・まだガキだな」
孝史「ガキ・・・・・・」
神代「秘密をバラしておまえに何の得がある その情報で誰が利益を得られるんだ 頭にきた・・・・・・などというのはバカが使う言葉 この部屋にバカはいらない なんなら本当に出入り禁止にするぞ」
感情的になったらもう負け。
冷静に論理的に物事を考えることが大切なんですね。
07.
神代「いいか財前 若いうちにしっかり運動して体を鍛えておけ」
孝史「は・・・・・・」
神代「成功するためには体力が必要だからだ」
孝史「体力・・・・・・」
神代「成功と書いてハードワークと読む なにか事を成す人間は総じてものすごく働く 働くためには強い体を持たなくてはいけない そのためには体を作る成長期にしっかり運動して基礎体力をつけておくことだ」
成功者のほとんどが成功するまでに人の何倍も行動しています。
そのハードワークに耐えるためにも体力をつけましょう。
08.
神代「道塾が未来もずっと自由な校風であり続けるためにも」
中島「たしかに・・・・・道塾が資産を失えば国の助成金に頼ることになり独立を手放さざるをえない」
神代「つまりは金ですよ・・・・・・自由は金でしか守れない」
国にしろ、個人にしろ、誰かから支援を受けなければ成り立たない状況になってしまえば、その支援相手をないがしろにすることはできません。
結果として“自由”を失うことになるのです。
本当に自由であり続けるためには、誰からの支援も必要ない状況を続けなければならないのです。
09.
神代「要するに創業当初からバカでかい企業なんてないってことさ はじめはみんな中小企業だった」
孝史「はじめはみんな・・・・・・中小企業」
どんな企業もどんな人もスタート地点は同じです。
完成形だけを見るとそのようには思えないものですが・・・
10.
神代「OBたちにできて俺たちがなんとかできないはずはない 要は・・・・・・命を取られる以外はピンチじゃない その気になればどうにでもできる」
どんな状況にあっても冷静でいるためには、何がピンチなのかを把握しておく必要があります。
神代は命を取られる可能性がない限りはそんなものはピンチではないと言い切ります。
そう考えると人生でピンチなんてほとんどないのかもしれませんね。
11.
神代「時には直感で決める 自分の感性を信じる心の強さを自分の中に持て」
論理的に考えることももちろん大切。
でも時には自分の直感を信じ
て行動してみましょう。
12.
神代「林君・・・・・・決断とは“切って離す”ことなんだよ」
林「切って・・・・・・離す」
神代「なにかを成し遂げるとき 成功するときというのは やらないことはやらない・・・・・・切って離すと決めたときなんだ」
やるべきことを考えるのではなく、やらないことを決める。
このことの大切さは名著『7つの習慣』でも語られていました。
13.
神代「謝らなくていい 平然としてろ」
渡辺「え・・・・・・」
神代「部室に入ったら何食わぬ顔をして いつもどおりみんなと接すればいいんだ」
渡辺「しかし 迷惑をかけて なにもしないのは・・・・・・やはり謝罪して説明責任を果たすべきだと思うのですが」
神代「個人に説明責任などない!渡辺・・・・・・意味もなく一般化した安易な言葉は使うな 説明責任など どこのどいつが作った造語か知らんが 裏を返せば・・・・・・ただの自白の強要だ」
組織に属している以上、何かあったら説明するべき・・・と考える人が多くいるでしょう。
しかし、組織が求めているのは個人の能力の最大限の発揮と成果のはずです。
そこさえきちんとしていれば個人の行動にとやかく言うことはできないんです。
投資についての名言11選
01.
富永『損は「し始めた時」よりも「より悪くなる時」の方が苦痛は少ない』
だから、多くの人は始めたことを途中でやめる決断ができないんです。
途中でやめる勇気をもちましょう。
02.
孝史「投資家として一流になりたいのなら 自分の中で絶対に価値のあるもの以外 お金を払うべきじゃない」
普段のお金の使い方が投資にも影響します。
投資で成功したいのであれば、お金の使い方を見直す必要があるのかもしれません。
03.
藤田美雪「お金は大事!場合によっちゃ命より大事 それぐらいの気迫を持たなきゃマネーゲームでは勝てない これを肝に命じて」
「命より大事なものはない」はよく聞く言葉です。
しかし、投資で勝ち続けるためには、命よりもお金が大事だという気持ちを持つ必要があるようです。
04.
美雪「本気になるってどういうことかわかる?」
久保田「どういうことか・・・・・」
美雪「本気になるとは・・・・・・リスクを取るってことよ」
久保田「リスク・・・・・・」
美雪「本気で頑張ってますとか 真剣に取り組んでますとか みんな口では言うけど リスクを取ってないうちはそんなもの全部嘘っぱちよ!」
何かを変えたいと本気で思っているのであれば、今までと違うことをしなければなりません。
それには大なり小なりリスクがついてくるものなんです。
05.
美雪「生まれてはじめて株を買うなら 長期保有する株を買うべきなの 株は嫁入り道具と思って買うべし!」
藤田「嫁入り道具?」
美雪「イザって時に頼れるのはやっぱりお金よ!貯金よりも株で持つのが一番」
現金だと持っていても増えることはありません。
しかも、思わず使ってしまう場面もあるはずです。
株で持っておけば増えるかもしれないし、使ってしまうこともありません。一石二鳥です。
06.
藤田繁富「年配者からは国が施した貯金の刷り込みをはぎ取ることはできない・・・・・・時すでに遅し しかし君たち若者はまだ間に合う 自立した個人として生きる 自分を大切にしたいなら投資をしなさい」
投資は正しく行えば怖いものではありません。
まずは投資のことについてちょっと勉強してみる“自己投資”から始めてみてもいいかもしれませんね。
07.
海老沢「就職活動で大企業に入れるものは10%にも満たない どっちにしろ中小企業を受けることには変わりないんだ いいですかみなさん・・・・・・就活とは人生の投資なのです」
自分という資本を企業に投じてリターンを得る。
20年、30年と働くことを考えるのであれば、人生で最も大きな投資と言えるでしょう。
08.
孝史「トイレに入って 鏡を見て自分と向き合ったとき思ったんです 人と相談して結論を出してはいけない 決めるのは常に自分!自分と相談し自分で決めるんだと!」
周りの人と意見をすり合わせて何かを決めようとしてもうまくいきません。
それはお互いの妥協案になってしまいがちだからです。
最後は自分ひとりで決断しましょう。
09.
美雪「お金持ちの家に生まれたから自分にお金が要るの 本当の自由を手に入れるために」
孝史「本当の自由・・・・・・」
美雪「与えられるってことは支配されるってこと 自由を奪われるってこと 人が人に与えるもので最も力が強いのはお金・・・・・・ならば・・・・・・支配されないためにはお金の力で対抗する以外にない 本当の自由はお金でしか手に入れられないのよ 反論があるならいつでも受けて立つわ」
生きていく上で“お金”は欠かせません。
しかし、本当に自由になるためには“心”も大切なのですが・・・それはまた別の話ですね。
10.
孝史「ボクたち子供が大人と対等に渡り合うための唯一の道具・・・・・・それが現金なんです 言うなれば性別や年齢などに関係なく お金を間に挟めば誰とでも話し合うことができる なぜなら・・・・・・お金とは人間の信用そのものだからです」
お金は何かと交換できると信用されているから価値があります。
多くの人に信用されるお金を持っている人は信用できる、とも考えられますね。
11.
久保田母「残念ながら今の斎藤さんに貯金は無理です そもそも 借りた本をすぐ読まない人にお金は貯められません」
やると決めたことをやれない人はお金を貯めることができません。
人から本を借りるということはその本を読むと決めたということ。
そんな簡単なことすらできないようでは、お金を貯めるのは難しいでしょう。
その他の名言
01.
母「孝史・・・・・・アイちゃん小さいんだから少し手加減してあげなさい」
財前孝史「勝負に歳は関係ないよ 負けるのがイヤならやらなきゃいいのに愛子が何度もせがむから わざとでも負けるのは絶対にイヤだ」
妹にも容赦ない財前孝史。
この負けず嫌いの精神が彼を成長させてきたのかもしれません。
02.
孝史「初めてだからって負けて終わりたくない!やるからには勝ちたい!絶対に負けたくない!」
自分の置かれる状況、立場、そういったものを言い訳にしない男らしさを感じます。
03.
月浜「結果が欲しいなら入り口からではなく先に出口を考える これはもはや世の中のルールと言っても過言じゃない」
ゴールを明確にしなければ何をすべきなのかが明らかになりません。
まずは自分の求める“結果”について具体的に考えることが大切です。
04.
渡辺「ガラクタ?おまえ・・・・・・なんてこと」
孝史「こんなものガラクタですよ!絵画も彫刻も人の目に触れてはじめて価値が生まれる・・・・・・社会の中でこそ芸術はその存在意義を認められるんです 一部の人間がコレクションとして秘蔵しているものになにひとつ価値はない!そんなものはすべてゴミです!」
芸術品の価値は人に見られるから生まれる、言われてみると納得できる話ですね。
05.
藤田繁富「自分の人生に高い価値があるなどと思い込んでいるから道を誤る 認められないと嘆き まわりに責任をなすりつける いいかね財前君・・・・・・人というのは皆・・・・・・なにかに縋って生きてゆくものなのだ」
人は一人では生きていけない。
社会人になったとしても「会社」や「上司」「家族」などに縋って生きているものです。
06.
月浜「なぜ普通の細胞からiPS細胞にかわるのか・・・・・・この原理はわからない だけど実用化が早まれば一人でも多くの患者さんを救うことができる わからないから立ち止まるんじゃない わからなくても前に進む・・・・・・これが大事なことなんだと思う」
孝史「わからなくても進む・・・・・・そうですね」
世の中に完全に理解できることってどれだけあるんでしょうか。
全て理解してから始めようとすると何もできません。
多少わからなくてもとにかく始めてみることが大切なんです。
07.
財前龍五郎「たしかに・・・・・・天動説を地動説にひっくり返すのには100年近い年月がかかりましたからね」
本間「天動説を地動説に?」
龍五郎「天動説から地動説にかわったのは 地動説派が天動説派を粘り強く説得してかえさせたんじゃないんです 天動説を信じる人たちがみんな死んで・・・・・・この世からいなくなったからなんです つまり古い人が死なないと新しいものは生まれないってことです」
年をとればとるほど自分の考えを変えることは難しいと言われています。
本当に新しいものを浸透させるには、新しい人たちが中心となって動ける環境を作り出すしかないのです。
08.
孝史「いまや自分の皮膚細胞から臓器が作れるかもしれない インターネットの中に世界通貨が生まれはじめ お金や国の概念が大きく変わろうとしている 新しい技術で時代は動く 激動の中でチャンスが生まれる 夢や希望はいつだって描いていける」
「もうダメだ」と言うのは簡単です。
しかし、それよりも未来への夢や希望を考えたほうが自分のためにも世の中のためにもなるのではないでしょうか。
09.
孝史「カリスマ経営者と呼ばれる人たちって信念をしっかり持っているから思い切った決断や行動が取れるんだろうな 保身に走るサラリーマン社長が会議の結果による判断しか下せないのとは対極の姿だ 1人の人間の信念は100万回の会議に優る これが最終結論だ!」
みんなで集まって話していても責任を分散しているだけだったり、無駄な時間が多かったりするものです。
それよりも1人の人が決断したことのほうが重みがあります。
10.
孝史「努力はもちろんだけど一方で・・・・・・様々なラッキーが重なっていたってことも知っておかないと 何が実力で何が運か・・・・・・これをきちんと分析することが まずは大事なんだ」
繁富「そう・・・・・・成功は自分の実力によるものだと思いたがるのが人間だ しかし その驕りや過信が時代の変化への対応力を奪い 新しい仕組みづくりを拒む」
「運も実力のうち」なんて言葉もありますが、何が“運”で何が“実力”だったのかを自分で把握しておく必要があります。
全てを“実力”だと勘違いしてしまうと、自身の成長を阻むことになってしまうのです。
11.
町田「完全に失敗・・・・・・反省・・・・・・」
美雪「失敗じゃないわ」
町田「え・・・・・・」
美雪「失敗というのは同じ過ちをくり返すこと はじめてチャレンジしたことで良い結果が出ないのはあたり前・・・・・・それを失敗と思うことなんてないわ」
最初からできないのは当然のこと。
経験も知識も足りないんですから。大切なのはそこから学ぶことです。
12.
久保田「自分の個性が失われそうで・・・・・・私は自分の考えも大切にしていきたい」
美雪「自分の考えなんていらない!」
町田「え・・・そんな」
美雪「子どもの個性を見つけて伸ばせなんて言うけど あんなの嘘よ 必要なことは型にはまること!成功はすべて型によってもたらされるのよ! 自分の中になんの基準もなかったら軸がブレていつまでも方向が定まらず迷走してしまう きちんと進むためには まず先人の知恵に学ぶ 成功の型を吸収する 型が定まっていれば成長は早い!」
型にはめてもはまり切らない部分。
それこそが“個性”なんです。
13.
町田「よく・・・・・・元気をもらうとか 感動をありがとうって言うけど それを他人からもらってどうすんのって思うの 私は・・・・・・自分の心は自分で制御する 元気になりたいときは他人に頼らず 自分の力で元気になる」
美雪「スゴい カッコいい倫ちゃん!」
他人から元気をもらおうとすると、他人次第で元気になれない状況も生まれてしまいます。
自分の感情はもっと主体的にコントロールする必要があるんです。
14.
美雪「言葉ってみんなが思っているよりも はるかに重要 なぜなら言葉が意識を生み出し 意識が行動を生み出すから・・・・・・実は言葉は武器なのよ人間の心を動かすことができる最強の武器!だから社是社訓とは その企業の武器とも言える」
誰でも使えるからこそ大切にすべきなのが言葉です。
所属する組織の目標やスローガンを言えますか?
もし、言えないのであれば、それは言葉を雑に扱っている証拠です。
15.
堀江貴文「はじめから みんながイイと言うものなんて常識と一般論の塊でしかない 周りが・・・・・・そんなもん無理に決まってると言って相手にしないものこそが変革の出発点だ イノベーションは周りの反対から生まれる! これは絶対の真理!」
多くの人が「無理!」「できない!」と言っていたことをできるようにするからイノベーションなんです。
16.
孝史「その 企業で成功するために必要な何か・・・・・・わかったんですか?」
中川「自分なりには・・・・・・堀江はんはボクに こういうことをわからせたかったんやなと・・・・・・」
孝史「それはなんですか?」
中川「起業で成功するには・・・・・・死ぬほど恥をかかなアカンということやね」
美雪「成功するには死ぬほど恥を・・・・・・」
起業に限った話ではありません。
何かを新しく始めるときは失敗も多く恥をかくことが多いものです。
それを乗り越えた人たちだけが成功できるんですね。
17.
堀江「俺は話を聞いてもたった一言しか返さない シンプルに「やればいいじゃん」って・・・・・・するとみんな拍子抜けした顔して帰っていく 彼らがそのあとビジネスを始めたかというと誰も始めない アイデアがまだ弱いだの準備が足りないだの なんだかんだ理由をつけて思い悩んでる 成功って実はものすごく簡単・・・・・・やればいいだけのこと 美人の隣に座れるのは美人に告白した男だけだ・・・・・・」
考えて終わり。
行動して終わり。
考えて、行動して、それを続けられる人はほとんどいない。
だから、やるだけで成功できるってことですね。
18.
堀江「何事もはじめから無理と決めつけて挑戦しないヤツに起業する資格はない やめてしまえ」
起業に限った話ではありません。
何事もはじめから無理と決めつけてしまっている人は、何をやっても成功しないでしょう。
無理だということに対して自分ができることを考えることが大切なのです。
19.
堀江「でもね・・・・・・たった一人で正しいことをしても面白いものは作れない 人って論理だけでは動かされないからだ 面白いものって論理じゃなく・・・・・・感情でできてるんだよ」
孝史「論理じゃなく感情・・・・・・」
堀江「感動と言ってもいい」
自分が面白いと思うものと人が面白いと思うものがなぜ違うのか。
そこには論理ではなく感情があるからなんです。
20.
亀山敬司「特に将来自分たちを脅かすであろう事業には積極的に投資している すべての事業には寿命があるから未来のためのリスクを取り続ける リスクを取らないリスクほど・・・・・・経営者として恐ろしいものはないんだよねぇ」
町田浩子「ああ・・・・・・納得・・・・・・」
リスクを取るからリターンがある。
リスクを取ることをやめることは、むしろリスクを増やすことになるのですね。
21.
浩子「じゃあ そもそも時間って何?」
沢松「時間?」
浩子「そう・・・・・・沢松君が資本として持っている時間よ」
沢松「唐突に訊かれても・・・・・時間・・・・・・なんだろう」
浩子「時間とは・・・・・・命よ」
沢松「命・・・・・・」
労働とは、自分の時間を差し出して対価をもらうことです。
ひとつひとつの行動に、自分の時間、自分の命を差し出しても後悔がないのか考えなくてはなりませんね。
22.
孝史「勝つためなら堕落も愚劣も結構 手段も選ばない 逆になんだって捨てられる 人間性なんて糞喰らえだ 知性と理性はあっても戦いに敗れる人間でいるより 野生と狂気で戦いに勝つ獣がいい!」
どんなことをしてでも勝つという気迫が伝わってくる言葉です。
本気で勝ちたいのであれば、何もかもを投げ捨てる覚悟が必要なのかもしれませんね。
23.
町田「派閥争いとかスゴそうね・・・・・・」
久保田「なんかコワい・・・・・・」
藤田母「人が集まると小さな群れに分かれることは避けられない こればっかりは人間・・・・・・どうしようもないの」
人は他の人との共通点や差異を見つけては仲間分けするものです。
自分にもそういった意識があることの理解が大切ですね。
24.
塚原為之助「伝統工芸を日本の成長産業にする その旗を立てると宣言したことに私は胸を打たれた!感動は論理を超えるんだよ」
孝史「えっ・・・・・・」
論理的な答えは誰にでも出せます。
でも、感動的な答えは誰にでも出せるものではありません。
感動を生み、人の心を動かすことができた時に価値が生まれるのです。
25.
龍五郎「君が最上級生となり 後輩へ託すときの決まりごとだ 必ず1学年下の後輩へ主将の任を言い渡すこと その下にどんな優秀な後輩がいようとだ・・・・・・」
原「必ず・・・・・・1学年下ですね」
龍五郎「これは道塾投資部の掟だ 未来永劫 この決まりは破ってはならないと厳しく言い伝えるのだ」
原「わかりました・・・・・・同時に・・・・・・その理由を聞かせて下さい」
龍五郎「後継者選定から私心を排除するためだ」
原「私心・・・・・・」
龍五郎「組織が崩壊する最大の元凶は私心・・・・・・感情だ」
組織を保ちたいのであれば、その仕組みの中に感情の要素を入れないことです。
感情という不明確な要素を入れてしまうと嫉妬や不満を生み出すことになります。
26.
藤田金七「広い場所に大人数が集まったところで そんな組織は全く機能しない 大事は少人数で行うのが成功の常道なのだ」
人が集まるほど成功確率が上がるかというと、そんなことはありません。
むしろ、少人数でひとりひとりが責任感をもって臨んだほうが成功率は高まるのです。
27.
龍五郎「君は何年から来たんだ?いや・・・・・・聞くのは やめておこう」
孝史「未来のこと・・・・・・知りたくないんですか?」
龍五郎「興味はある でも 知りたくはない 人生を楽しみたいからな」
孝史「楽しむ・・・・・・」
龍五郎「知らないから努力する 知らないから成長しようとする 自分をどこまで高められるか 未来はわからないから面白い」
「未来がこうなる」ってわかっていたら努力ってしないと思うんです。
でも、それがわからないから人は頑張れるんです。
28.
ゼンさん「要は自信をつけるために金でも車でもマンションでも・・・・・・なにかひとつ目に見える資産を持ったらどうかということです」
寺畑「自信・・・・・・ですか」
ゼンさん「寺畑先生が自分に自信を持てば まず間違いなく相手の女性は先生を気に入ります 恋愛の成功の秘訣はただひとつ「自信を持つこと」これ以外にありません 裏を返せばモテない理由は容姿や学歴 稼ぎにあるのではなく たったひとつ 自身がないからです」
あなたも見たことがあるはずです。
街中で「美女と野獣」のカップルを。
人は見た目じゃありません。
自信なんです。
自分に自信がどれだけあるかなんです。
29.
久保田母「斎藤さん・・・・・まずは心構えを変えましょう」
斎藤「心構え?」
久保田母「今の斎藤さんに必要なのは責任感です 人は責任感を持つと決断と行動に迷いがなくなります」
覚悟なんです。
何かを決めるのに必要なものは覚悟です。
自分で責任を取るという覚悟が持てると迷いが消えます。
30.
孝史「きょうの話は進路を決める上ですごく参考になった 将来の目標が持てないならば まずは足もとの一歩 自分たちが直面している問題を解決するための一歩を踏み出すことだ」
目の前の問題をひとつひとつ解決していくこと。
それが自分の目標を見つけることにつながるんですね。
31.
渡辺「自己という欲望に負けてしまう そこが天才と凡人の違いですかね・・・・・・・」
ゼンさん「天才といえども実はシンプルなものだそうですよ 100人の人が思いついたとしても行動するのは そのうちのたった一人 そして100人の人が行動したとしても行動し続けられるのは そのうちのたった一人 つまり1万人のうち一人しか「やり続ける」人間はいない 天才とは じつはそういうカラクリなのだそうです 自分の方法を見つけてそれを信じてやり続けるだけ 天才とはたったそれだけのことなんでしょうね」
渡辺「ええ・・・・・・神代さんと財前を見ていれば それがよくわかります」
自分を信じる。
そして、やり続ける。
天才とはそれができる人のことなんです。
『インベスターZ』ってどんなマンガ?
『インベスターZ』は、三田紀房による日本の漫画。『モーニング』(講談社)にて2013年28号から2017年29号まで連載。
投資をテーマにした作品で、実在の人物や、『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』や『マネーの拳』の登場人物も登場する。
(Wikipediaより)
『インベスターZ』を読みたい方はこちら
「Kindle Unlimited」でお試し読み
『インベスターZ』はAmazon「Kindle Unlimited会員」になると1巻を無料で読むことができます。
初月は無料ですので読んですぐに解約すれば実質完全無料で読めるんです。
初月無料サービスはいつ終了するかわかりませんので、試しに読んでみたい方はすぐに読むことをオススメします。
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