書評

【書評】あなたも論破王に!ひろゆきさんの『論破力』を読めば誰でもなれる!

論破力

論破する側になりたい

 

一時「論破」って言葉が流行りましたよね。

論破ってする側は気分がいいかもしれないけど、論破される側はめちゃくちゃ不愉快です。

だから多くの人は論破される側よりも論破する側になりたいと思っているはず。

そこで読んでもらいたいのが『論破力』です。

著者はひろゆきこと西村博之さん

2ちゃんねるの創設者として有名な彼ですが、実は「論破王」としても有名なのをご存知でしょうか?

ある人曰く「図書館と話しているみたい」だそうです。

とんでもない人ですね。

そんな人の考え方がわかる『論破力』を読めばあなたも今日から論破王です!

敵は相手にあらず

 

さて、議論をする時に最初に気を付けることは何でしょうか?

相手を傷つけないとか?相手が納得するような資料を集めるとか?

そんなことじゃないんです。

話している論理や事実がちゃんとしているのと同時に、それを見聞きしている周りの人たちに、「この人が言っていることは正しいんだ」と思わせるような「印象」を与えること。それがおいらの言う「論破力=説得力のある話し方」です。

P.6

この観点がさすがひろゆきさんです。

大事なのは「相手」じゃなくて「周りの人」だと言っているんですね。

結局、その議論でどちらが正しいかを決めるのは周りの人ですから。

違う意見を持つ相手を説得するのは難しいですし、相手を説得するのではなく、周りの人を納得させると考えたほうが、こちらとしても冷静に話ができそうです。

逆に言えば第三者がいない場での議論はキケンということ。

どちらが正しいかを判断できる人がいないのですから。

そう考えると夫婦での議論とか最悪ですよね。

お互いに言いたいことだけ言って納得しない・・・

絶対に決着の着かない戦いになってしまいそうです・・・

要注意です。

事実と数字

 

相手を論破する時に使いたいものがあります。

それがこちら。

結局、事実に対抗するのはものすごく難しいということなのですね。

P.20

要するに、人を説得するうえでは、じつは「数字に勝るものはなかなかない」ということなのですよ。

P.131

「事実」と「数字」なんですね。

この2つを使えば、誰がどうみてもはっきり決着が着いてしまうので相手はどうしようもないんです。

「犬は魚を食べない」という論を展開する人には「犬が魚を食べている動画」という事実を見せれば終わりですし、「Aのお菓子よりBのお菓子の方が人気がある」という人に売り上げの数字を見せてAのほうが上回っていることを示したら終わりです。

つまり、議論に勝ちたいのであれば「事実」と「数字」の情報は必須なんです。

ひろゆきさんが「論破王」と言われるのは、ただ口がうまいからではないんです。

彼は知っている「事実」と「数字」が他の人より圧倒的に多いからなんですね。

主観については話さない

 

「論破王」とか聞くとなんだかすごい性格が悪そうなイメージがないですか?

でも、実はそんなことないんです

それは、彼が主観的な内容については議論しないからなんです。

「これが好き」とか「これは面白い」とか、事実ベースではなくて個人の主観による評価や判断については、討論してもしょうがないとおいら思ってます。

P.41

文章だけ読むと「やっぱり冷たいヤツじゃん!」って思うかもしれません。

でも、要は「好き嫌いは人それぞれだから何を好きでも嫌いでもいいよね」って話なんです。

ひろゆきさんの配信している動画や出演されているテレビを見ていても、ひろゆきさんは人の好みについてや人格を否定することはありません。

そこに彼の優しさを感じます。

「きのこの山」と「たけのこの里」のどっちが好きかとかどっちでもいいんです。

そんなの人それぞれなんですから。

そういった主観についての議論は最初から避けるのが吉なんですね。

ちなみにひろゆきさんは「きのこの山」派ですけど。

名言ピックアップ!

正しい時間を知るには時計二つではダメ

実業家 西村 博之

時計が1つだと、それが壊れていたら正しい時間はわからない。

時計が2つでも、どちらも違う時間を示していたらどちらが正解かわからない。

時計が3つあって、初めてどの時間が正しいものなのかわかるし、考えることができるようになるんです。

これって文化とか常識とか「物事の見方」でも同じことが言えます。

多角的に物事を捉えることを大切さを教えてくれる名言です。

この本の内容を三行で説明するよ!

『論破力』の三行説明

論破したいならジャッジを味方につけよう。

「事実」と「数字」が最強の武器。

主観については議論することがムダ。

ひろゆきさんが作ったコミュニティ『ぺんぎん村』の禁止事項のひとつに「スイカに塩をかけない」というものがあります。

もちろんネタなんでしょうけど、ひろゆきさんがなぜ「スイカに塩をかけること」を嫌うのかもこの本を読めばわかります。

「スイカに塩をかけると甘くなる」という意見を徹底的に論破していますよ。

「論破王」になりたいあなたも「論破王」のことを知りたいあなたも、ぜひ読んでみてください!


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