書評

【書評】社会の壁に立ち向かえ!養老 孟司『超バカの壁』

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今回紹介する本はこんな人にオススメ!

・「仕事」について疑問を感じている人

・人間関係の問題を抱えている人

・社会の抱える様々な問題について疑問がある人

紹介する本はこちら!

新潮新書 養老 孟司『超バカの壁』(2006年)

この本を読めば、社会の抱える様々な問題について自分なりの解決策をもつことができるようになります。

この記事では本書から仕事と人間関係、社会の秩序に関わる文を引用し、紹介・解説します。

伝えたいことは3つです。

仕事とは「社会の穴」を埋めるものであること

人間関係の問題とは「自分の問題」であること

秩序を保とうとすると新たな無秩序が生まれるということ

『超バカの壁』の内容

『バカの壁』『死の壁』の続編

本書は養老孟司さんの著作『バカの壁』『死の壁』の続編となっています。しかし、内容が続いているわけではないので、本書から読んでも全く問題ありません

養老さんの下に届いた質問に対して一つ一つ答えたものを本にまとめた内容となっています。全て読まずに、自分が気になる部分だけ読んでもよいでしょう。

「仕事」とは?

仕事というのは、社会に空いた穴です。

19ページより引用

ある調査によると、仕事をしていない人の理由の多くが「自分に合った仕事を探していから」というものだったそうです。養老さんは、その考え方が間違っていると言っています。

仕事というのは、道に穴が空いていたら、みんなが転んで困るから、そこを埋めるというものであって、自分に合っているとか合っていないとかは関係ないと言っています。

ただし、時代は変わりつつあります。ただ、穴を埋めるような仕事、つまり誰でもできる仕事をしていると、その仕事を奪われる可能性も出てきていることは頭に入れておいたほうがよいでしょう。

このことは実業家のひろゆきさんも著書で語っています。

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人間関係の問題について

脳の特性とは関係なくイライラしている場合は、自分の問題に戻さないで、完全に人のせいにしているのが原因です。

137ページより引用

変えられない「相手」に不満を持つからイライラしてしまうのです。「自分」であればすぐに変えることができます。

また、自分の中で原則を持つことが大事です。「悪口を言われたら、その場で言い返す」という原則を持っていれば、その時に言い返せなかったとしても「言い返さなかった自分が悪い」と相手にイライラせずに済みます。

「全ては自分の問題である」という考え方はアドラー心理学に近いものがありますね。

https://honnobi.com/book-review-comic-adler

社会の抱える問題について

秩序を立てたら無秩序がどこかに引っ越す

168ページより引用

カラスが多いから駆除しよう、となると今度はカラスが捕食していた虫が大量発生する問題が起きる可能性があります。

無秩序をある程度は容認できなければ、本当の意味で自由に生活することはできません

まとめ

 

●自分に合った「仕事」は存在しない。

●自分の中で「原則」を持てば人間関係のトラブルは解決する。

●ある程度は「無秩序」を容認しなければならない。

本書では、上記の内容以外にも

・穴埋めと山づくり

・「らしさ」が消えることによって起きた問題

・「子ども」の価値

・「ああすればこうなる」式の考え方の問題

・本気と逃げ

などなど、様々な社会問題について考えるきっかけとなる情報が満載です。

「仕事」について疑問を感じている人、人間関係の問題を抱えている人、社会の抱える様々な問題について疑問がある人にオススメの1冊です!

気になった方は、ぜひ本書を購入して読んでみてください。

 

 

ヤマムカ
ヤマムカ
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