お金についての名言
この記事では
お金についての名言
を32選お届けします。
それではいきましょう!
01.人々はお金では貴いものは買えないと言う。そういう決まり文句こそ、貧乏を経験したことがない何よりの証拠だ。
ジョージ・ギッシング(イギリスの作家)
お金で買えないモノがあることなんてみんな知っています。
そんな誰でも知っていることをわざわざ言うような人は、本当にお金がなくて困ったことがない人なんでしょう。
お金が全てではありませんが、お金がなければ解決しない問題も多々あるのです。
02.お金の管理に長けた人は、1ドルを節約するほうが、1ドル余分に稼ぐことに比べてどれだけ簡単かを本能的に知っています。
ロバート・G・アレン(アメリカの投資家)
毎月の給料を1万円増やすのはなかなか難しいもの。
しかし、1万円節約するのは案外簡単です。
スマホの契約会社の見直し、保険の見直し、登録しているサブスクリプションの見直し・・・
お金持ちになればなるほど、稼ぐことの大変さを知っている分、節約することを考えているものなのです。
03.お金の多寡が人生の幸せ、楽しさを決める訳ではない。
西村 博之(実業家)
お金があればあるほど幸せかというと、どうやらそうではないらしいです。
お金があればできることは増えますが、上を見れば際限はなく、どこまでもお金が必要になるだけ。
それよりも、今自分の周りにあるモノ、できることで楽しむことが大切なんです。
ないモノを求めるより、あるモノで楽しみましょう。
04.金の出し入れを几帳面に見張る習慣は、分相応の生活を送るために大いに役立つ。
ジョン・ロック(哲学者)
クレジットカード、電子マネー、バーコード決済・・・
目にははっきりと見えない出費の仕方が増えています。
自分の収入以上に大きな支出をしないためにも、自分の元にお金はいくら入ってきて、いくら出ていっているのか、管理することが大切なのです。
05.ささいな出費を警戒せよ。小さな穴が大きな船を沈めるであろうから。
フランクリン(アメリカの政治家)
ほんのちょっとくらい。
これが積み重なると大きな出費になります。
毎日300円のコーヒーを飲んでいる人は、それだけで毎月1万円近く使っていることになります。
もちろん、それで十分な幸せを得ることができているのであれば問題ありません。
なんとなく、ちょっとだから、これくらい、とお金を使うのは考える必要があります。
06.惜しむべきは、お金ではない。時間だ。時間は命なのだ。
堀江 貴文(実業家)
お金はあくまでも交換手段のひとつでしかありません。
お金がどれだけあっても、それを使う時間がなければ意味がありません。
自分の時間を削ってお金を稼いでも、それを使う時間がなければ意味がありませんし、お金を節約するために時間を使っても意味がないのです。
生活の中心を「お金」にしてしまっている人は、「お金」を使って何をしたいのか、何を得たいのかをよく考えてみるといいかもしれませんね。
07.金は底のない海である。この中に名誉も良心も、また真理もみんな投げ込まれる。
カズレー(イギリスの政治家)
お金自体に価値はないはずなのに、お金のために何もかもを投げ捨ててしまう人たちがいます。
自分に相応なお金の量、必要なお金の量を把握し、求めすぎないことが大切です。
08.貧しさはぼくにとって必ずしも憎むべきものではなかった。なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
アルベール・カミュ(フランスの作家)
本当に欲しいものはお金では買えないとも捉えられますし、本当に大切なものは誰にでも与えられていると捉えることもできます。
お金に対しての考え方ひとつで、その人の幸せの在り方も変わってくるのかもしれません。
09.笑顔は1ドルの元手もいらないが、100万ドルの価値を生み出す。
D・カーネギー(アメリカの教育者)
誰かに笑顔を見せるだけでその人は幸せな気持ちになれます。
その幸せには100万ドルの価値があるのです。
という捉え方もできますが、D・カーネギーの言葉ですので、笑顔という「好意の返報性」を活用することで多くの契約やセールスを勝ち取り、100万ドル稼ぐことができるようになると考えることもできます。
10.自由は金でしか守れない。
マンガ「インベスターZ」より
お金を得るということは、誰かの代わりに働くということです。
逆に、誰かに働いてもらうには、お金が必要となります。
働かずに自由に生きるためにも、自由に何かを得るためにも、お金は欠かせない道具なのです。
11.よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ。
後藤 新平(明治の政治家)
お金は残しても受け継いだ人が使ってしまえばお終いです。
仕事は受け継いだ人がもっと大きくする可能性があります。
人は新たな仕事を生み出したり、新たな可能性を生み出したりすることがあります。
優秀な人を残すこと、これが何よりも難しいのです。
12.金がないから何もできないという人間は、金があってもなにもできない人間である。
小林 一三(阪急東宝グループ創業者)
お金がないからできない、やらないというのはただの言い訳である、という痛恨の言葉。
お金がなくとも、やる人はできることから始めるのです。
13.貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだ。だから金持ちになったんだ。
松本 清(マツモトキヨシ創業者)
貧乏人は安いものが好きだ、という一見ムッとする言葉の後に続く、金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだという言葉にハッとさせられます。
お金持ちはお金を稼ぐからお金持ちになったのではなく、お金を無駄に使わないからお金持ちになったのです。
14.お金と時間の使い方に謙虚さがなくなると失敗する。
山下 誠司(アースホールディングス取締役)
せっかく成功を掴んでも、それが一瞬で終わってしまっては意味がありません。
お金を無駄に使ったり、時間を無駄に使ったり、そんなことを繰り返していると、せっかく掴んだ、掴みかけた成功も手放してしまうことになるのです。
15.お金の問題では人間を相手にすると幸せになれない。
山崎 元(経済評論家)
お金について何か不安がある時、ついつい誰かに聞いてしまうもの。
しかし、それでは自分が本当に幸せになることはできません。
なぜなら、多くのお金の相談相手はあなたから何かしらの利益を得ることで相談を受けているからです。
お金の問題で幸せになりたいのであれば、まずは自分で勉強しましょう。
近道なんてないのです。
16.お金とは、「あなたは価値のある労働をしましたよ。世の中に価値を生み出しましたよ」と証明してくれるものなのです。
出口 治明(実業家)
労働とは誰かに「貸し」をつくるものです。
その「貸し」の価値の大きさに応じてもらえるのがお金なのです。
お金では測れない価値がある、と主張したくなる気持ちもわかりますが、そこを受け入れ、自分の労働の価値を高める方法を考えるほうが生産的だと言えるでしょう。
17.非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
ジョージ・S・クレイン(作家)
お金を増やしたいと考える人は、きっと色々とお金の稼ぎ方について調べていることでしょう。
しかし、お金というものは手軽に簡単に増やせるものではありません。
ましてや、お金がない人にはお金が簡単に集まるような話はやってきません。
インターネット上や町中には怪しい情報が溢れています。
まずはそういった情報や相手から自分のお金を守る知識を得ることが大切です。
18.「貧困は恥ではない」というのは、すべての人間が口にしながら、誰一人、心では納得していない諺である。
オットー・フォン・コツェブー(航海士)
お金が無いことは恥ずかしいことではありません。
しかし、お金が無いと周りとの差が明らかになり、お金が無い人に対して優越感を感じる人や、お金が無いことに劣等感を感じる人がいるのも事実です。
時代は変わりつつありますから、お金の多寡よりもどうやって生活における幸せの総量を増やすかという視点を大切にしたいですね。
19.楽しみに金のかからない人が最も裕福である。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家)
お金を貯める一番簡単な方法は何でしょうか?
答えは明白です。
お金を使わないことですね。
ですから、自分の趣味にお金がかからない人はどんどんお金持ちになっていきます。
さらに言うと、マンガを描いたり、絵を描いたり、動画を作成したり・・・自分の趣味でお金を稼げる人はもっとお金持ちになれるかもしれませんね。
20.名声を得ることは、財産を持つことよりはるかに貴重だ。
プブリリウス・シルス(作家)
名声というものはお金で得ることは困難です。
多額の募金という方法や近年では「お金配り」等もありますが、有名にはなれても「名声」を得られているかというと疑問が残りますよね。
お金は誰でも貯めることができますが、名声はそうはいきません。
お金のために名声を失うことがないようにしたいものです。
21.金のある者は、金があるために不正をし、金のない者は、金がないために不正なことをする。
武者小路実篤(作家)
お金があっても不正をする人は不正をするし、お金がなくても不正をする人はする。
お金に執着してしまい、お金があれば何でもできると考えてしまうと、お金のために何でもやってしまう人になるのかもしれませんね。
22.金に執着心をもつということが、あらゆる悪の根源である。
聖書の言葉
お金へ執着すると様々なモノやコトの価値がわからなくなります。
お金が掛かるからやらない。
高いから良いモノ。
本当に大切なのはお金ではなく、お金を通して自分が何を得ることができるかです。
お金自体に執着することがないよう気をつけたいものです。
23.ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
ヴォルテール(政治家)
住居や食物、衣服等についての問題の内容や原因は、宗教によって違いが生まれます。
ところが、お金の問題になると宗教は関係なく、どんな宗教でも同じような内容、原因となるのです。
24.賢者は財宝を貯えない。人に与えれば与えるほど、彼の財宝は豊かになる。
老子(哲学者)
お金は寝かせておくだけでは価値がありません。
お金は使って循環させることで価値が生まれるとともに、その価値が増えるのです。
ただし、この言葉を勘違いして、いたずらに使えばいいと思ってはいけません。
循環するように正しく、適切に使うことが大切なのです。
25.金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
アラン(哲学者)
お金を持っている人は、ほとんどの場合、偶然お金持ちになったわけではありません。
その人自身にスキルや才能があったからお金持ちになれたのです。
ですから、仮に無一文になったとしても、自身のスキルや才能は残りますから、再びお金持ちになることも難しくないでしょう。
裏を返せば、お金持ちになるためには自身のスキルを磨いたり、才能を掘り起こしたりする必要があるのかもしれませんね。
26.わずかな金で満足すること、これもひとつの才能である
ジュール・ルナール(小説家)
人によって満足できるお金の量は異なります。
どれだけの大金を持っていても満足できない人もいれば、他人からしてみると少量のお金に思えても満足している人もいるでしょう。
当然ながら少量のお金で満足できる方が生活は楽になります。
そのように考えると、わずかなお金で満足できるのは他の人よりも優れた才能だと言えるのです。
27.借金して明日起きるより、今夜食わずに寝よ
ベンジャミン・フランクリン(政治家)
ここで言う「借金」とは楽をすること、サボること、自分の欲に負けることを指します。
今を楽しむことよりも、未来のために我慢することがお金を増やすためには必要なのです。
自分を律することの大切さを教えてくれる言葉ですね。
28.貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く
二宮尊徳(思想家)
通称二宮金次郎で有名な方の言葉。
「昨日のため」に働く、つまり、借金を返すために働くよりも「明日のため」に、未来の自分が楽をしたり楽しむために働く人がお金持ちになれると語っています。
名言27でフランクリンも述べていたように、お金持ちの人は未来のために行動することができる人なのです。
29.お金で幸福を買うことはできないが、不幸を避けることはできる
村上龍(小説家)
お金で幸福を買うことはできないとよく言います。
たしかにその通りかもしれません。
信頼や名声、人の心はお金で買うことはできません。
しかしながら、お金で不幸を避けることはできます。
お金があれば、住む場所や使う物を選べますし、時間に余裕をもたせることもできますからね。
お金があることが幸せとは限りませんが、お金で解決できることが多数あるのも事実なのです。
30.金だけが人生ではない。が、金が無い人生もまた人生とは言えない。十分な金が無ければ、人生の可能性のうち半分は締め出されてしまう。
サマセット・モーム(小説家)
お金が全てではない。これは全員が知っている事実です。
しかしながら、お金が無ければできないことが多々あるのも事実です。
お金とは全ての可能性を広げるための道具と言えますね。
31.生計を立てるために、自分の人生をつくることを忘れてしまうほどに忙しくなってはいけないわ。
ドリー・パートン(女優)
お金は大切です。
しかし、いつの間にか「お金を稼ぐこと」自体が目的になっていないでしょうか。
本来はお金を使って幸せになることが目的だったはずです。
働きすぎて自分の趣味に時間を使うことができない人は、お金を稼ぐために使っている時間を見直すことが大切です。
32.若い時の自分は、金こそ人生で最も大切なものだと思った。今、歳をとってみると、その通りだと知った。
オスカー・ワイルド(作家)
「若い時の自分は~」から始まり、「歳をとってみると~」でお金に対する価値観が変わるのかと思いきやよりお金の大切さを感じることになったというちょっとした皮肉がきいた言葉ですね。
歳を重ねるほどお金を使う機会も増え、お金の大切さを実感する機会も増えるものです。
お金についてのオススメ本
本当の自由を手に入れる お金の大学
お金についての本を全く読んだことがないという人はこの1冊から始めることをオススメします。
お金のむこうに人がいる
そもそも「お金」って何?ということをわかりやすく教えてくれる1冊です。
例えが絶妙にわかりやすく、専門用語も使われません。
「お金」についてもっと広い視野から考えたい人にオススメします。
その他の名言
参考図書
『人生を動かす賢者の言葉』池田書店
『特装版 人生を変える言葉2064』西東社
『あなたを成功へと導く名言777』永岡書店
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