この記事では、『マンガで読み解く 人を動かす』（作：D・カーネギー）の内容を紹介します。
永遠の名著『人を動かす』は多くの人が読みやすいようにマンガ版も出版されています。
この記事では
- マンガ版『人を動かす』を読んで得られること
- マンガ版とハードカバー版の違い
- 読むならマンガ版とハードカバー版のどちらがオススメか
以上の３つについて述べていきます。
それではいきましょう！
マンガ版『人を動かす』を読んで得られること
名著『人を動かす』の雰囲気がわかる
『マンガで読み解く 人を動かす』の内容は以下の通りです。
プロローグ すべてはこの本から始まった
第１話 町中にあふれる些細なトラブル
第２話 企画はあなたでプレゼンはわたし
第３話 同期入社がライバルになりうる頃
第４話 聞き上手という才能
第５話 北風と太陽と、人それぞれの理由
第６話 古きものを残し、新しきものを拓く
第７話 ピーターパンかトム・ソーヤーか
第８話 番外編 父は忘れる、母も忘れる
第９話 応用編 PTA会長になる
第10話 応用編 町内会の会長になる
エピローグ 新しい人生を踏み出そう
これだけでは内容が全然想像できないと思います。
ざっくり説明すると、『人を動かす』で語られる“人と関わる上で大切な原則”が、できるだけストーリーに沿った形で出てくる構成となっています。
ところどころ「いや、ちょっとそれは無理矢理じゃ･･･」と思う場面はありますが、『人を動かす』のエッセンスを味わうには十分な内容です。
マンガ版とハードカバー版の違い
比べる対象にすらならない。全く別なモノ！
マンガ版を読むときに気になるのが、ハードカバー版と内容がどのように違うのかということですよね。
『人を動かす』に関して言えば、マンガ版とハードカバー版は全くの別物だと考えてもよいと思います。
というのもマンガ版では『人を動かす』で紹介されている30の原則をかなり凝縮して説明しています。
ひとつひとつの説明は正直言ってかなり物足りません。
マンガ版を読んだからといって、「『人を動かす』は読んだことあるよ！」とは人に語れないレベルです。
読むならマンガ版とハードカバー版のどちらがオススメか
個人的には断然ハードカバー版！でも、本を読み慣れていないなら･･･
マンガ版とハードカバー版のどちらをオススメするかと聞かれれば、私は迷うことなくハードカバー版をオススメします。
マンガ版も悪くはないのですが、内容があまりに薄すぎます。
ハードカバー版は厚めなので本を読み慣れていない人にはかなりの抵抗があると思います。
でも、読んでおいて絶対に損はしません。
これだけ古い本がいまだに読まれているのには、それなりの理由があるんだということがわかるはずです。
マンガ版もハードカバー版を読んだことがある人が読めば、十分に内容は理解できます。
ですから、マンガ版で『人を動かす』について知るというよりも、気軽に読める復習用として使うことをオススメします。
まとめ：マンガ版だけでは物足りない！
この記事の内容をまとめます。
- マンガ版でも『人を動かす』のエッセンスは味わえる
- マンガ版とハードカバー版は別物
- 読むならハードカバー版がオススメ
『人を動かす』はストーリーになっているわけではないので、ゆっくり少しずつ読んでも全く問題はありません。
どうしても厚い本を読むのには抵抗があるという方はマンガ版を。
それ以外の人にはぜひハードカバー版・文庫版を読むことをオススメします。
名著 『人を動かす』を読む前に･･･
『人を動かす』に登場する原則をざっくり知っておきましょう。
本を読んだ時の理解度が2倍にも3倍にもなりますよ。
人との関わり方の３原則
基本中の基本。
『人を動かす』を理解するためには理解必須の原則です。
人に好かれる６原則
コミュニケーションの基本がわかります。
人と関わる時に覚えておきたい原則です。
人を説得するための12原則
他人を説得できない人が他人を変えられるわけがありません。
人を変えようとする以前に知っておきたい原則です。
人を変える9原則
“人を動かす”とは“人を変える”こと。
『人を動かす』の中心となる原則です。
敵を味方に変える2原則
ちょっとしたコツで人は敵にも味方にもなります。
明日からすぐに使える原則です。
家族を幸せにする7つの原則
一番近しい関係なのに雑になりがちな家族との関わり方。
知っておくと家族生活が穏やかになる原則です。
