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・時代の変化が働き方をどう変えるのか気になる人
・個人で時代の変化にどう対応したらよいのか知りたい人
・ホリエモンのファン
この記事を読めば、新しい時代の働き方がわかります。
伝えたいことは3つです。
・既存の仕組みの会社は不要であること
・その時代の中で働く方法
・個人で今すぐにできること
この記事では、これからの時代における働き方について本書から引用し、紹介・解説します。
紹介している本はこちら!
ベスト新書 堀江貴文『99%の会社はいらない』(2016年)
この記事を読めば、既存の会社が抱える問題点がわかり、個人でどのように働いていけばよいのかがわかりますよ!
忘れないためにも、ブックマークをつけて何度も読み返してくださいね。
なんで会社はいらないの?
多くの会社は高度経済成長期時代の仕組みをそのまま踏襲している。それが時代との錯誤を生んでいる。
会社勤めをしながら、自分の時間を生きている人は、100人のうち一人くらいだろう。
そう、「99%の会社はいらない」。そして、遊びが仕事になる時代がやってくる。これからそのことを証明しよう。
8ページより引用
相変わらず過激な堀江さん。
「99%の会社はいらない」という多くの人を敵に回しそうなことを言っています。
でも、そう語るのにはちゃんと理由があるんです。
会社員の給料問題
これからはさらに拍車がかかって、会社勤めに厳しい時代がやってくるだろう、今後の日本は少子高齢化が進み、当然ながら労働人口が激減していくのだから、給料が上がっていくわけがない。
22ページより引用
日本の会社は、終身雇用制度が続いたり、年功序列で給料が上がっていったりすると思い込んでいる人がいるようです。
実際にはそう上手くはいきません。
このシステムが成立したのは日本が高度経済成長期にあり、国全体が成長していたからなのです。
むしろ日本はこれから人口が減り、経済は停滞していく可能性のほうが高いのです。
そんな中で一つの企業に勤めていることはリスクでしかありません。
古い体質から進まない問題
昔からやってきた習わしから、一歩も外に踏み出せない。そして、こういった小さな障壁がさまざまなところで発生し、連鎖を起こし、日本の進化を止めている。それが、日本企業、いや、日本そのものの姿だと言える。
37ページより引用
日本の企業では、新しいシステムを導入しようとすると多くの壁があるようです。
働いている人はもちろんのこと、取引相手や商売相手すら新しいことに抵抗があるんですから大変です。
これが会社ではなく個人であれば、もっとスムーズに事を運べます。
全員の意見を尊重しようとした結果、何も変えることができずに停滞してしまうんです。
つまり、時代の変化に対応できていないところが「会社」の抱える問題であり、堀江さんが「会社」はいらないと主張する理由なんですね。
ただ、時代の変化に対応し雇用形態や経営の仕方を変えている会社も増えてきているとは思いますけどね。
「会社」は旧来の制度の維持は難しく、時代の変化には対応し難い点が課題である。
これからはどうやって働けばいいの?
仕事をして余暇で遊ぶ時代は終焉を迎える。これからは遊びと仕事の境はない。
技術の進化によって人々の余暇時間が生まれると、「遊び」が仕事になる。別に遊びでなくとも、興味があること、熱中できることであればなんでもいい。
100ページより引用
AIの発達が著しいですね。
今までは人がやっていた仕事もどんどん機械が取って代わっています。
この調子でいけば人の仕事は無くなり、時間を持て余すようになるでしょう。
実際、仕事が全くなくなることはないと思いますが、ひと昔前に比べると家事だってかなり楽になって時間が生まれるようになりました。昔は自動洗濯機だって食洗器だって無かったんですから。
その生まれた時間をどう使っていくかが鍵になります。
「遊び」が仕事になると言われてもピンとこないかもしれませんが、実際に「ゲーム実況」や「草野球」でお金を稼いでいる人たちがいることがその証拠なんです。
機械は代わりに遊ぶことはありませんから、人しかできないような「娯楽」をお金に変換する人が増えていくことでしょう。
機械の発達によって「遊び」がお金を稼ぐツールになる。
個人ですぐにできることは?
まずは思い切って一歩踏み出す。そうすることでしか答えは見つけられない。
ここまで書いても行動を起こせない人が世の中には多い。だが、どんなことでも、動き出さなければはじまらない。やはり大事なのは行動力。動くことだ。
175ページより引用
「遊びが仕事になる時代が来る」と言うと多くの人は「そんなのは一部の人だけだ」と言います。
では、なぜ自分がその「一部の人」になれないと思っているのでしょうか?
勝手に自分に向いているとか向いていないとか判断しているからではないでしょうか?
何かをやる前から自分に向いているかどうかはわかりません。
実施にやってみないことには判断できないのです。
また、多くのことは誰かのマネをし、ブラッシュアップを繰り返していくことでそれなりの形になるものです。
大事なのは継続することです。
まずは自分の好きなことでお金を稼ぐことができないかを考えてみましょう。
そして、自分ができることから始めてみましょう。
どうやったら好きなことでお金を稼げるかを考え、行動してみよう。
まとめ
ベスト新書 堀江貴文『99%の会社はいらない』(2016年)
いかがでしたか?
今回この記事で紹介した内容を振り返りましょう。
・「会社」は旧来の制度の維持は難しく、時代の変化には対応し難い点が課題である。
・機械の発達によって「遊び」がお金を稼ぐツールになる。
・どうやったら好きなことでお金を稼げるかを考え、行動してみよう。
なんとなく「常識だから」で行動していると人に警鐘を鳴らす内容となっています。
この本は「働き方」を変えていかなくてはならないことを教えてくれます。
本書では、上記の内容以外にも
・「自分の時間」をいかに生きるか
・意見の違いと人の好き嫌い
・動画とテキスト
・企業と上場
・ギブ・アンド・ギブ
などなど、新しい時代の働き方に関する情報が満載です。
時代の変化が働き方をどう変えるのか気になる人、個人で時代の変化にどう対応したらよいのか知りたい人、ホリエモンのファンにオススメの1冊です!
気になったら、ぜひ本書を購入して読んでみてくださいね。
感想や質問などがありましたらツイッターでお問い合わせいただけるとすぐにお答えできます。
これからも応援お願いします!
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