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3分でわかる!サドベリー教育!

はじめに

サドベリー教育って聞いたことありますか?私は作家の本田健さんから教えてもらいました。本田さんは娘さんを「サドベリー教育を受けさせたい!」ってことで海外に引っ越したというのです。

調べてみると他にも「サドベリー教育を受けさせたい!」という思いから引っ越す親がいるみたいですね。

さて、そんな「サドベリー教育」とはどんなものなのでしょうか。早速紹介していきましょう。

サドベリー教育

サドベリー教育の「サドベリー」って?

最初にサドベリー教育を実施した学校である「サドベリー・バレー・スクール」からとっているようです。

サドベリー教育の提唱者はダニエル・グリーンバーグさんですから、提唱者の名前を使っているわけではないんですね。

「サドベリー」という言葉自体には意味はなさそうです。

サドベリー教育ってどんな教育法?

子どもに対する強制が一切ない教育法です。時間割もなく、当然カリキュラムもありません。なんなら授業という概念もありません。「卒業」するのも自分のタイミングです。

そうなるとどうなるのかというと、子どもたちは自分の本当にやりたいことに集中するんです。自分でやりたいことを見つけて、ひたすらにそれに打ち込む。飽きるまで、満足するまでじっくりと時間をかけて。

この教育方針は、アリストテレスが述べた「人間とは生まれつき好奇心をもつものである」ということを大前提としています。ですから、放っておいても、ある意味では人は学び出すというのです。

当然、成績も一切つけません。成績の提出を大学から求められても断るというのですから、徹底していることがわかりますね。

サドベリー教育の特徴「協定」

じゃあ、卒業しても「読み書き」や「計算」ができない子どもがいるんじゃないの?という疑問が浮かびますよね。そこで登場するのが「協定(ディール)」です。

子どもたちは何かを大人に教えてもらいたい時に協定を結びます。「自分たちは〇〇することを約束するので、〇〇を教えてください」と約束するんですね。この「協定」をうまく使って子どもたちは学んでいきます。

普通の学校では授業を受けさせられているわけですから集中力も興味もありません。でも、サドベリー教育では自ら協定を結んで授業を受けさせてもらっているわけですから、やる気がまるで違います。当然、同じ内容を教えても理解する早さは違うようです。

そもそも「読み書き」「計算」に興味をもたない子は?という声もありそうです。ところが誰でも生活しているとそういったことが自然とできるようになったり、必要性に気付いたりするそうです。教え込もうとするから「できる子」と「できない子」ができてしまって、「やらない子」が生まれてしまうんですね。

サドベリー教育の問題って?

サドベリー教育の提唱者であるグリーンバーグさんは、どこかの学校が「サドベリー教育」や「サドベリー学校」を掲げていても一切関知しないというスタイルです。つまり、「サドベリー教育」と名乗ってしまったもん勝ち状態です。ですから、その学校で実際に「サドベリー教育」がきちんと行われているかはわからないんですね。

日本では「サドベリー教育」はまだまだ浸透していませんから、興味のある方は自分の目で確かめる必要があります。

おわりに

基本的に人間は「飽きる」ようにできています。「子どもがずっとゲームをしていて困っている」とか「ずっとYouTubeを見て困っている」とか、そういった話をよく聞きますが、もしかすると飽きるまでずっとやらせておけばいいのかもしれません。

でも、学校の時間はどんどん進んでいくのに自分の子どもだけ足踏みしていると不安になりますよね。だから、それらのものを取り上げて無理やり色々なことをやらせちゃうんです。あたかもそれが「正解」かのように。

サドベリー教育では卒業するタイミングも自由です。ですから、すぐに何かに熱中できる才能がある子どもは、こういった教育を受けて存分に個性を伸ばしたほうがいいのかもしれません。そうしたほうが結果的には「優秀」な大人になるかもしれませんね。

もっと詳しく知りたい方はこちら

今回参考にした本はこちらです。

実際にサドベリー教育を行っている学校に取材もしているので雰囲気もよくわかります。興味のある方はぜひ。