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夏休み必見!子どもの「お手伝い」って何のため?子どもが進んでお手伝いするようになるコツも紹介!

はじめに

夏休み中、多くの学校では「生活表」のようなものが配られます。

何時に起きるとか勉強はどれくらいやるとか・・・様々な項目がありますが、それらの項目の中でちょっとニュアンスが違うものがあります。それが「お手伝い」です。もしかしたら、そんなものないという地域もあるかもしれませんね。

でも、この「お手伝い」結構大切なんですよ。

この記事では「子どもに『お手伝い』をさせることの意味と進んでお手伝いに取り組ませる方法」を紹介します。

子どもに「お手伝い」をさせる意味って?

ぶっちゃけ、めんどくさいですよね。子どもにお手伝いをさせるのって。

だって自分でやったほうが早いじゃないですか。子どもにさせようとすると、やり方を説明して、ちゃんとできているか見て、できなかったり間違っていたりしたら補助してあげて・・・と、むしろ手間が増える。しかも結果的に自分のやりたいことができないこともありますよね。

だからといってお手伝いをさせなくてはいいかというと、そうではないんです。

生活の中でお手伝いを全くしない子どもは、日々の生活の中で自分が家族のために役立っている実感をもてないんです。

大学教授の赤坂真二さんは、著書の中でこう語っています。

自分の力を必要としない生活の中で、子どもたちは毎日、自分が無力であることを学んでいる

なんかちょっと大げさに聞こえるかもしれませんね。でも、自分が何もしなくても同じように世界は回っていくってなんだか寂しくないですか?子どもだって一人の人間です。誰かの役に立てるって感覚を欲しいと思っていますし、実際にそういった経験をすることで自信をつけていくんです。

ひと昔前までは子どもだって家の中では大切な働き手だったんですよ。弟や妹の世話をしたり、お皿を洗ったり、洗濯物を干したり・・・でも今はどうなったかというと、それらの仕事を機械が代わりにやるようになりました。

親も今までは時間がかかっていたので手助けが必要でしたが、多くのことが時短され、大人の手だけでほとんどできるようになってしまったのです。

じゃあ、その空いた時間に子どもたちは何をしているかというと「ゲーム」「テレビ」「インターネット」といったところでしょう。

もちろん楽しめる時間が増えたのはいいことです。でも、人という生き物はどこまでいっても人に認められることで喜びを感じるものなのです。「ゲーム」や「テレビ」などでは人の役に立っている実感を得るのは難しいですよね。

ということで、「自分は必要とされている」という感覚をもたせるためにもお手伝いって大事なんです。

進んでお手伝いをさせるためには?

ちゃんとお手伝いをさせるためのポイントは2つです。

1つは子ども自身に内容を決めさせることです。

ついつい「あれやって」「これやって」と指定してしまうものです。「そんなことはいいからお手伝いはお風呂洗いにしなさい!」みたいな感じですね。

これじゃあ、最初からやる気なんか出ないし、続くわけもないんです。

赤坂真二さんはこう語っています。

子どもが必要感を感じて「自分」で決めたものは守られる可能性がぐんと高くなります

子どもが自分で決めることが大切なんです。だから、親としてやってほしいことと違ったとしても、そこは認めてあげなくてはなりません。

ただし、アドバイスや意見は言うべきです。赤坂さんの言葉にもあるように「必要感」もなくてはなりません。その仕事をしないことで家族が困ったり、自分が困ったりするようなもののほうがよいのです。

「やってもやらなくても変わらない」ようなことをお手伝いにしてしまうと、子どもは当然のようのだんだんやらなくなっていきます。

お手伝いの内容については子どもと相談して決めましょう。

2つ目はしっかりと「評価する」ことです。評価というと聞こえは悪いかもしれませんね。でも、やったことに対してなんのリアクションもないって寂しくないですか?

よくできているならホメるべきですし、やっていないようだったらやれなかった原因は何なのか一緒に考えて改善すべきです。

最後にまとめて確認するのではなく、定期的にやったほうがいいでしょう。そのほうが子どもも親もいろいろと覚えているものです。

子どもにお手伝いをさせるためのポイントは①お手伝いの内容を自分で決めさせること②定期的に評価し、改善すること。この2つです。この2つを意識するだけで劇的に改善されるはずですよ。

おわりに

子どもにお手伝いをさせるのって間違いなく手間がかかります。そもそも人に何かを教えるってことは時間がかかることですからね。

でも親とのそういった交流を通して子どもは大人のすごさや親の偉大さを学んでいくのではないでしょうか。

ご自身に余裕があるとき、そして子どもの気分が乗っている時、ぜひお手伝いに挑戦させてあげてくださいね。

参考にした本