書評

【1分書評】宿題って本当に必要なの?『宿題をハックする』スター・サックシュタイン/コニー・ハミルトン

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「宿題」という言葉を聞いて、あなたはどんなことを思い出しますか? 楽しい思い出はありますか? それとも、意味をみいだせない「苦役」をやらされた、という記憶のほうが多いでしょうか。本書には、ワクワク感にあふれ、子どもたちが自分の意志で継続的に)取り組み続けたくなるような宿題の実例がたくさん紹介されています。

【書評】『宿題をハックする』 スター・サックシュタイン/コニー・ハミルトン

宿題って本当に必要?

「宿題は本当に必要なのか?」このことについてあなたはどう考えますか?

子どもたちの家庭での過ごし方が多様化してきている今、宿題の有無については賛否両論あるようです。

従来の宿題に在り方に「待った」をかけるのが『宿題をハックする』という本です。

毎日やるべき?

この本では、教師が子どもに毎日宿題を出すことをはっきりと否定しています

全員に同じ課題が与えられることの効率の悪さや子どもの置かれる環境によって時間の自由度に違いがあることなどが理由です。

では、どういった形の宿題が望ましいのでしょうか。

望ましい形は?

著者は、宿題は必要に応じて出したり、子どもが必要と感じることに取り組んだりすればよいと述べています。

内容も問題を解くことに限らず、瞑想やモノづくりなど多岐に渡ってよいのです。

宿題を通して、学力を育むのではなく、その基盤となる生きる力を育むべきだと主張しています。

今までの宿題で育てられない力とは?

テストでは計ることのできない力、いわゆる「非認知能力」が近年では重要視されるようになってきました。やりぬく力や自制心など、たしかに生きていく上では大切な力です。

しかしながら、高校入試や大学入試では非認知能力を確かめるような仕組みになっていないのも事実です。

そういった状況の中で、宿題を非認知能力を育てるために活用すると言っても賛同を得るのは難しいかもしれません。

時代とともに変わるべき

そうは言うものの、時代が大きく変わっているのに学校の宿題だけがいつまでも同じ形で取り残されるのもおかしな話です。

宿題をハックする』を読めば、新しい宿題の形が見えてくるでしょう。

学校の「当たり前」に疑問を抱いている人には読んでもらいたい1冊です。

 

 

【要約】ポイントとなる3つの文章

 

すべての人に等しく当てはまるという学習の仕方は、教師にとっては有益ではありません。もちろん、それは生徒にとっても同じです。

80ページ

 

デジタル化の流れを避けるのではなく、デジタル化の流れをうまく活用していくべきです。学びを考えるうえにおいて、学校でも家庭でも重要なことと言えます。

148ページ

 

本当に教育が生徒のためのものであると言うのであれば、教師は生徒が学びのオウナーシップ(自分のものであるという意識)をもてるようにする必要があります。

176ページ

 

実践ポイント

 

学校で出される課題を行う理由を明確にしよう!それがわからない場合は質問しよう!

 

読んだ気になれる一言

 

 宿題って毎日やる必要あるのか考えたほうがいいんじゃない?

 

書籍の情報

【書籍名】宿題をハックする

【著者】スター・サックシュタイン/コニー・ハミルトン

【出版社】新評論

オススメ度】★☆☆☆☆

【ページ数】304ページ

【目次】

まえがき

ハック① 宿題を毎日やらせない

ハック② 教室で計画実行の仕方と責任の取り方を教える

ハック③ 信頼関係を築く

ハック④ 生徒のニーズにあわせた特別仕様にする

ハック⑤ 生徒に学びを奨励する

ハック⑥ 授業の前に好奇心を刺激する

ハック⑦ デジタルでやり取りする場を活用する

ハック⑧ 生徒の発言を拡張する

ハック⑨ 家庭と協力する

ハック⑩ 成長の過程を見えるようにする

著者あとがき

訳者あとがき

 

 

スター・サックシュタインさん、コニー・ハミルトンさん、ステキな1冊をありがとうございます!

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