書評

【1分書評】『シン・ニホン 』安宅和人

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現在の世の中の変化をどう見たらいいのか?日本の現状をどう考えるべきか?企業はどうしたらいいのか?すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか?この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか?『イシューからはじめよ』から9年―。ファクトベースの現状分析と新たなる時代の展望。

【書評】『シン・ニホン 』安宅和人

今の日本、これからの日本はどうなるのでしょうか。色々な課題や問題はあるものの、言ってもGDPだって世界の上位だし、今までの蓄積されてきた技術と信用もあるし、まぁなんとかなるでしょ。と思っている人は甘い。残念ながらこのまま進んでいくと日本はどんどん世界の国々と差をつけられていくことになるのです。ショック。その現実を突きつけてくれるのが『シン・ニホン』なんです。

この本では、2020年現在の世界の中の日本の立ち位置やその現状を生み出した原因、さらにはこれから日本はどのような方向に進んでいくべきなのかを論じています。かなり濃い内容となっていて、どの章も論文で殴りつけられているような感覚を味わえます。

中でも衝撃だったのが、日本は世界トップ30ヶ国の中で15年もの間一人負け状態だったということです。15年あれば新生児が高校生になっちゃいますからね、とんでもない期間です。他の国がこの15年間で一人当たりの生産性をブチ上げてきた中、日本の一人当たりの生産性は1995年からほぼ変化なし。ほとんどの国はテクノロジーが発展し経済的に豊かになったことによって生産性が高まる中、日本だけそのまま。みんながどんどん歩いていっているのに日本だけ足踏み。ヤバい

著者の安宅和人氏は日本を貶めたいわけではありません。ちゃんと、これからの日本はどうするべきなのかも語ってくれています。優しいですね。わかりやすいところで言えば予算の配分です。結局お金。安宅氏はもっと教育に予算を振り分けるべきだと語ります。それも数%で良いと言うのです。数%ですよ。ここでは詳しい理由は省略しますけど。でも、実は「教育にもっとお金をかけるべき」って意見は安宅氏以外からもちらほら聞きますし、教育にお金をかけることがリターンが大きいということも論文も出ているんです。でも、現実的にはかなり厳しいと思います。なんせ投資の効果が出てくるのに時間がかかりますからね。政治家の人たちは時間がかかることには消極的な傾向がありますから・・・

シン・ニホン』は本を読み慣れている人じゃないと読むのはかなりキツイと思います。でも、老若男女問わずに読んでほしい1冊です。そして、できるだけ早く読んでください。そうしないとこの本の効果は薄くなります。データに基づいている本なので。「ぶっちゃけ今の日本ってどうなの?」「これから私たちはどうしたらいいの?」という疑問を持っている方には特にオススメです。

 

 

【要約・名言】ポイントとなる3つの文章

 

人がいいなと思うであろうことを先んじて感じ、それを自分なりに表現できる力が重要となる。言葉でもいいし、絵でもいい。その両方があるとさらに最高だ。

64ページ

 

熱狂的にやるものは、あくまで自分らしくではあるが、他人と自分を異質化できるものであるべきだ。

156ページ

 

仕事=力✕距離だ。単なる努力、試み自体には意味がなく自己満足、浪費に過ぎない。生み出す変化がなければゼロ、完遂されない仕事は意味の持ちようだないということだ。

311ページ

 

【実践ポイント】

 

「異人」になるべく、自分が熱狂的に取り組める軸を増やそう。

 

【読んだ気になれる一言】

 

日本の妄想力はこれからの時代の武器になるんだよね。

 

【575まとめ】

 

妄想で

世界へ羽ばたけ

シン・ニホン

 

【書籍の情報】

【書籍名】シン・ニホン

【著者】安宅和人

【出版社】NewsPicksパブリッシング

オススメ度★★★★☆

【発売した年】2020年

【ページ数】444ページ

【目次】

1章 データ×AIが人類を再び解き放つ — 時代の全体観と変化の本質

2章 「第二の黒船」にどう挑むか — 日本の現状と勝ち筋

3章 求められる人材とスキル

4章 「未来を創る人」をどう育てるか

5章 未来に賭けられる国に — リソース配分を変える

6章 残すに値する未来

 

 

安宅和人さん、ステキな1冊をありがとうございます!

【お知らせ】

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