書評

【書評】『才能の正体』坪田信貴 著 「才能」ってホントにあるの?

本記事の【書評】約3分で読めます。

「才能の“芽”は、必ずあなたの中にある!受験から人材育成まで数多の奇跡を生んだ『ビルギャル』著者による、劇的能力向上&組織変革のメソッド。

【書評】『才能の正体』坪田信貴

「私には才能がある」と胸を張って言える人がこの世にはどれだけいるのだろうか。

少なくとも私は言えない側だ。

そして、多くの人が同じではないだろうか。

テレビや漫画、アニメでは「天才キャラ」がちやほやされるし、最近では「転生モノ」が流行っている。

みんな今の自分ではどうにもならないと思っているからキャラクターに自身を投影し、非現実世界に逃げているのだ。

才能の正体』を読んでわかったことがある。

才能とは生まれつきのものではない。才能とは環境なのだ

本書では「才能がある」と言われている人たちは、正しいやり方でコツコツ努力してきたことで結果を出せるようになったのであって、生まれつきの差は無いとしている。

なるほど。確かに生まれつきの才能だけで結果を残せるのであれば、もっと漫画やアニメの世界のように、「高校生からバスケットを始めたのに全国大会で大活躍!」とか「剣道をやったことがないのに有段者に勝利!」とかが起こりえるはずだ。

しかし、それらの話は聞いたことがない。「才能とは生まれ持ったものだ」という論は弱いかもしれない。

しかし、だ。

では「正しいやり方」はどうやって身につければよいのだろうか

さらに言えばその方法がわかったとしても実行する場所がない場合は?

メジャーリーグで大活躍したイチロー選手は幼少より父親と毎日練習していたという。

「父親と毎日練習する」ことができる子どもが世の中にどれだけいるというのだ

さらには毎日のようにバッティングセンターに通っていた。これは経済的に余裕があったことの証明である。同じことを真似しようにもお金がなければできないし、さらに言えば近くにバッティングセンターがなければできない。

著者の坪田氏は『ビリギャル』で一躍有名になった人だ。

本書でも偏差値が30以下だった彼女が偏差値を40上げて合格したことを例に「才能なんてない」と語っている。

だが、これも塾に通うことができ、坪田氏の指導を受けることができる「環境」があったから能力を開花させることができたのだろう。

誤解しないでいただきたい。私が言いたいのは「だから努力は無駄である」とか「環境によるのだから頑張っても仕方がない」ということではない。

私が言いたいのは、「才能」という幻想に囚われることなく、ちゃんと「環境」を整えるべきだということだ。

子どもの能力を開花させたいのであれば、自分の能力を成長させたいのでれば、「才能」がないのだと諦めてはいけない。環境を整えよう

ただし、どれだけ環境を整えたところで自分自身に努力する意思がなければ意味はない。当然だ。

最後は自分だ。

本書にこんな言葉が出ている。

人々は、「結果」から遡って「物語」を作ろうとするもの”という言葉だ。

才能がないと苦しんできた人生も、自分の能力の低さに嘆いていた過去も、未来が変わればそれは必要なことだったように思えてくるだろう。

「才能」を理由に諦めてはいけない。努力をやめてはいけない。

「才能」なんて幻想にすぎないのだから

【名言】ポイントとなる3つの文章

「才能がある」と言われる人に共通しているのは、“正しいやり方”を選んでちゃんと努力をしていること。

29ページ

人間というのは「これなら自分にできそう」で、しかも「これはきっと人生の役に立つに違いない」と思えたら、行動に移すものなのです。

44ページ

もし、才能の「壁」にぶつかったらどうするか?もう“本当の基礎の基礎”からやり直すことです。これしかありえません。これまでにやってきたことを、もう一回、基礎に戻ってやるのです。

141ページ

【要約】各章を40字前後でまとめると

第1章 「才能」とは何か?

「才能」は生まれ持っているものではなく“正しいやり方”でちゃんと努力することで磨かれるものである。

第2章 「能力」を「才能」へ

突出した能力にまで育てるコツは「守破離」。まずは徹底的に“師となる人”の真似をすること。

第3章 「才能」のマネジメント

人は相手を信頼できて、相手から信頼されていると能力を発揮できる。まずは相手を信頼しよう。

第4章 「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」

一流の人ほど人間関係に対して繊細かつ丁寧である。誰に対しても同様に接することで運は舞い降りてくる。

【実践ポイント】すぐにできることは?

 

「才能」のせいにするのはやめて、正しい努力の方法を探そう。

 

【読んだ気になれる一言】どんな本?と聞かれたら

 

才能のせいにしないでちゃんと頑張れって話かな。

【575まとめ】17文字でまとめると

才能は

正しい努力で

生み出される

【関連動画】こちらもどうぞ

【Youtube】美女読書チャンネルより

本書のレビュー動画です。

【書籍の情報】オススメ度や発売年など

【書籍名】才能の正体

【著者】坪田信貴

【出版社】幻冬舎

【オススメ度】★☆☆☆☆(評価基準はこちら

【発売した年】2018年

【ページ数】267ページ

【目次】

第1章 「才能」とは何か?

第2章 「能力」を「才能」へ

第3章 「才能」のマネジメント

第4章 「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」

坪田信貴さん、ステキな1冊をありがとうございます!

【お知らせ】

最後まで読んでいただきありがとうございました!

努力できるのもある種の才能と思った方はツイッターのフォローをお願いします

ツイッターをフォローしていただくと、新しい記事の更新情報や継続中の取り組みの様子がわかります。

よろしくお願いします!

今日は何位でしょうか・・・?応援クリックをお願いします

 

よろしければ「はてブ」をつけて何度も読み返してください。

 このエントリーをはてなブックマークに追加