書評

【1分書評】『不登校・ひきこもりの9割は治せる』 杉浦孝宣

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若者の不登校・ひきこもり問題に教育者の立場から30年以上取り組み続け、延べ1万人以上の生徒を立ち直らせてきた著者が独自に開発した「規則」「責任」「自律」の3ステップモデルを公開。未来の「8050問題」は起こしてはならない。

【書評】『不登校・ひきこもりの9割は治せる』 杉浦孝宣

『放置少女』というゲームのCMがYoutubeを見ていると流れてくる。内容は知らないが、タイトルからするに少女を放置するゲームなのだろう。これを現実でやったらただのネグレクトである。ところが『不登校・ひきこもりの9割は治せる』によると、不登校・ひきこもりの子どもが放置気味にされていることは少なくないらしい。

本書によると、子どもが不登校になったり、ひきこもりになったりした親に対して「放っておけば改善されます」といったアドバイスをする人たちがいるらしい。驚きだ。放置して治るレベルなら最初からそんなことにはならない。ゲームじゃないんだから放置したってレベルは上がらない。こちらから形は違えど何かしらの行動を起こしていかなければ改善されることはないのだ。

著者の杉浦孝宣氏は、復帰するための条件として①規則正しい生活②自律して自信をつける③社会貢献をする、という3つの要素をあげている。本書では、それらの要素の具体的な内容まで記されている。放置しておくなんて選択肢はない。働きかけが必要なのである。

一方で本書で登場してくる不登校やひきこもりから立ち直った子どもたちは、「学校に行きたい」「社会復帰したい」という思いを抱えている子どもたちである。不登校に関して言うのであれば、近年では「学校に行かない」という選択肢を選ぶ子どももいる。これが正しいのかどうかは別として、そういった子どもたちには先述したアプローチを行っても無意味であろう。

「不登校」と聞くと、何とかして学校に行かせようと思ってしまうものだが、大前提として本人の気持ちと向き合うことも忘れてはならない。関わり、話し合い、お互いの理解が必要だ。何度も言うが放置してもレベルは上がらないのだ。もし、自分で関わることに不安がある場合は第三者に協力を仰ぐことも考えるべきである。悩みを一人で抱える必要などどこにもないのだから。

 

 

【要約】ポイントとなる3つの文章

 

「規則正しい生活」「自律して自信をつける」「社会貢献をする」という3つの要素を、この順番通りにステップを踏んで実行させることが鍵になります。

10ページ

 

最後にもう一つ大事なのが、親が子どもに対して甘い対応をしないということです。マナーや礼儀、生活習慣をしっかり教え、威厳をもって、守らせることです。

126ページ

 

約束を守れるならやってもいいという、ある程度の寛大な態度がゲーム・スマホ依存からの脱却につながります。

212ページ

 

【実践ポイント】

 

働きかけることを恐れてはいけない。行動しよう。

 

【読んだ気になれる一言】

 

不登校・ひきこもりの解決の第一歩は生活リズムを正すことだよ。

 

【書籍の情報】

【書籍名】不登校・ひきこもりの9割は治せる

【著者】杉浦孝宣

【出版社】光文社

オススメ度】★☆☆☆☆

【ページ数】248ページ

【目次】

第1章 ひきこもりになるタイミングは人生で4度ある

第2章 不登校を生む教育現場の課題

第3章 全日型通信制サポート校の意義

第4章 子どもに対する親のあり方、関わり方

第5章 30年かけてたどり着いた、不登校・ひきこもり克服の3ステップ

第6章 社会貢献をして支援される側から支援する側へ

第7章 病気との関連性、スマホ・ゲーム依存への対策

第8章 第三者と信頼関係を築く方法と、長期的なケアの必要性

 

 

杉浦孝宣さん、ステキな1冊をありがとうございます!

【お知らせ】

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