書評

【書評】さぁ、行こう!『読書する人だけがたどり着ける場所』

読書する人だけがたどり着ける場所

この記事は約3分で読めます。

なぜ本を読むんですか?

そう聞かれた時にあなたは何と答えるでしょうか。

単純におもしろいから。色々な知識を学びたいから。仕事に役立てたいから。他にもたくさんの答えがあるでしょう。

読書で得られるものは何なのか。この本には、その問いに対する齋藤孝さんの答えが書かれています。

『読書する人だけがたどり着ける場所』

ネットじゃダメ?

インターネット

しかし、ネットで読むことと読書には重大な違いがあります。それは「向かい方」です。

5ページより引用

これだけ情報が溢れている時代に本当に読書は必要なのでしょうか。本を読むよりもスマホで調べたほうが簡単に、素早く情報を手に入れることができます。そう考えると、お金と時間をかけて本を読む必要なんてない気がしてきますよね。

しかしながら、齋藤さんはインターネットで得られる情報は“浅い”と述べています。インターネットで情報を得るときは、別の情報から別の情報へと次々に移ってくことが多く、ひとつの情報に対して複数の視点から考えることがあまりないからです。

そう考えてみるとインターネットで得た情報で覚えていることってあまりないかもしれません。一週間以内でスマホから得た情報を教えてくださいって言われてもなかなか出てきませんよね。簡単に手に入る分、情報の印象が薄くなるからでしょう。

ある研究によると人の記憶に残る情報は「印象」×「回数」で決まるのだとか。本を読めば、印象も強くなりますし、1冊の中で複数回情報に触れるので回数も増えます。しっかりと自分の身につけることができるんです。

“深く”読むとは

深く読む

要約はできるけれども、作者の伝えたかったことや自分に引き付けて考えたことが何も言えないわけです。

73ページより引用

じゃあ、内容を覚えていれば“深く”読むことができているのかというと、そうではありません

齋藤さん曰く、深く読むとは、著者の意見に対する自分の考えをもったり、他の事象と筆者の考えを結び付けたりすることができることだそうです。

これって案外難しい。自分も多くの本を紹介してきましたが、ついつい要約になってしまうんです。要約は深く読めていません。そこにオリジナルの要素を付け加えて初めて“深く”読めたと言えるんです。

本を汚そう

本 ペン

本を読んでいてはっとする部分があったら、きっと自分の経験と何かつながりがあるはずです。

70ページより引用

深く読むにはコツがあるそうです。それは“本を汚すこと”。とにかく本に書き込みながら読みましょう。

自分が大事だと思った文に線を引いたり、「へぇ~」とか「びっくり!」とか気持ちを書き込んだり。そうやって本に自分の考えを付け足すことでオリジナルの1冊を作り上げるんです。

“本を汚すこと”に抵抗がある人は多いと思います。読書好きの人って本を大切にしているイメージがありますから。帯とかも大切に取っておきますよね。でも、本を汚すことは本に対する愛情です。本との対話です。読み直したときも、「あの時の自分はこんなことを思っていたのか」と新たな面白さも生まれますよ。

ここがポイント!

ポイント

「この本を読んだ自分、かっこいい」と思うのも、読書の習慣化に大事なことです。

176ページより引用

本を読むってなんかカッコいい。本を読む理由はそれだけでもいいと思います。そして、できればもっと多くに人にそう思ってもらいたいと思っています。

「読書ってカッコいいよね」という流れが生まれれば、もっと読書する人が増えると思うからです。読書でしか得られいものはたくさんあります。そのことに1人でも多くの人が気付けることを願っています。

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この本でも、“本を汚すこと”の大切さが書かれています。

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1%の人になるための条件として「月1冊以上の読書」が挙げられています。

読書の有用性が明らかになる1冊です。

『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』 齋藤 孝

齋藤さんがどんな風に本を読んでいるのかがわかる1冊です。

もっと速く本を読めるようになりたい人にオススメです。

 

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