書評

【1分書評】自分のことを客観的に見れていますか?『マンガでやさしくわかる 認知行動療法』 玉井仁/星野博文

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【書評】『マンガでやさしくわかる 認知行動療法』 玉井仁/星野博文

客観的に見ることができているか

「自分を客観的に見ること」。あなたはできているだろうか。おそらく、多くの人は「できている」と答えるだろう。

私も以前はそう思っていた。自分はどちらかと言えば自分自身を客観的に見ることができているほうだと思っていた。

しかし、『マンガでやさしくわかる認知行動療法』を読んで、私の認識の甘さを知ったのだ。

感情の動き

「自分を客観的に見る」のは何も自分の性格や行動が人からどう見えているかを考えることだけではない。

自分に関わる何かの出来事があったとき、自分の感情がどう動いたのかを考えることも、自分を客観的に見ることのひとつなのである。

感情的になった時に「自分を客観的に見ること」ができているだろうか。いや、私はできていなかった。

事実と感情

感情と事実は違う。

例えば、「Aさんに注意されたこと」は事実だとしても、それを「私のことを嫌っているからだ」と考えて不安になったり、「私はダメな人間なんだ」と落ち込んだりするのは自分の感情の問題である。

事実だけを捉え、その事実を解決するためにどうしたらよいのかを冷静に考えることこそが「自分を客観的に見ること」なのだ。

「認知行動療法」とは

自分を客観的に見る力を磨く方法のひとつとして「認知行動療法」があげられる。

「認知行動療法」は怒りや不安、悲しみといった感情が生まれた原因を明らかにし、その感情の大きさを調整するスキルを学ぶものだ

取り入れたからといって、いきなり自分の状況が好転するわけではない。しかし、自分の感情を文字にして言葉にしたり、具体的な解決策を考えたりすることで、少しずつ感情のコントロールができるようになっていくだろう。

紙に書くことで

この本の中では様々な場面で「紙に書くこと」を推奨していた。

自分の感情、目標、課題・・・紙に書いたほうが良いことはたくさんある。

まずは、頭の中にある自分の思考を客観的に見るためにも、自分の感情を紙に書き出す習慣を身につけるとよいと思った。

 

 

【要約】ポイントとなる3つの文章

 

認知行動療法はストレスだと考えた事実自体や不安や恐怖、抑うつや怒りといった感情自体を問題とみなすのではなく、その感情を過剰に大きくしてしまったり、とらわれてしまっているパターン化した考え方、行動があるのではないか、と考えるのです。

33ページ

 

客観的に見る、自分を俯瞰して見るというのは、じつは思っているより難しく、できるようになるためには練習が必要です。

63ページ

 

人は考え方の傾向、つまり考え方のクセ(心のクセ)を持っています。

116ページ

 

【実践ポイント】

 

自分の感情が揺さぶられた時、何が原因か紙に書き出して考えるようにしよう。

 

【読んだ気になれる一言】

 

認知行動療法は自分の考え方を見つめ直す手法のひとつだよ。

 

【書籍の情報】

【書籍名】マンガでやさしくわかる 認知行動療法

【著者】玉井仁/星野博文

【出版社】日本能率協会マネジメントセンター

オススメ度】★★☆☆☆

【ページ数】240ページ

【目次】

Prologue 認知行動療法って?

1 自分の気持ちや考えを整理する

2 考え方のクセをつかんで新しい考えを手に入れる

3 「いつもと違う行動」で世界を広げてみる

4 問題解決に取り組む

 

 

玉井仁さん、星野博文さん、ステキな1冊をありがとうございます!

【お知らせ】

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