書評

入り口はマンガから!成功するためのコツがわかる1冊!

はじめに

正直、侮っていました。所詮マンガだろう、と。

ごめんなさい。謝ります。すみませんでした!

今回紹介する本は『マンガでわかる「非常識な成功法則」』です。

原作者は神田昌典さん。経営コンサルタントや作家として有名な方です。累計出版部数は250万部を超える強者。

マンガは宮島葉子さんが描いています。代表作には『ママの選択』『結婚のカタチ』などがあるそうです。

題名に「マンガでわかる」とあるように、ビジネス書として既にあるものをマンガにしたものです。

この手の本は敬遠していました。なんか原作読んだほうがよさそうじゃないですか。

でも、YouTubeで中田敦彦さんが、まずはマンガ版を読んでから本家を読んでいるのを見たんです。

「そういう方法もアリなのか」と思いましたよ。早速実践。

うん、めっちゃいい

絵で伝わってくるのでイメージが具体的だし、印象に残りやすい

マンガの後の解説という流れなので、内容も補填される

これからもマンガ版があるものは先にマンガを読んでから原作を読もうと思いました。

では、内容についてざっくりと紹介していきましょう。

成功のスタートは?

神田さん曰く、成功は悪の感情から始まるとのこと。

“悪”と言ってももちろん悪いことをしようってわけじゃありません。

「憎い」とか「腹が立つ」とか「めんどくさい」とか、そういった”悪”の感情のことです。

それらをやる気のエネルギーに変換することが成功への第一歩なんですね。

悪の感情を生み出すための第一歩が「やりたくないことを明確にする」ことです。これは嫌いとか、これはめんどくさいとか、そういった感情がはっきりするはず。

ほとんどの人は「やりたいこと」を先に考えますよね。でも、それって悲しい結末を生んじゃうんです。”起業したい”けど”一から勉強するのはめんどう”みたいな感じです。

だから逆にする。やりたくないことを先に考えるんです。それを「やらない」というある種のわがままを通すために「やりたいこと」を頑張るようにするんです。

”一から勉強するのはめんどう”だけど”起業したい”から頑張る。ほら、結末がハッピーになったでしょ?

成功への第一歩を踏み出すために、まずは「自分がやりたくないこと」を明確にしましょう。

この本は、成功への第一歩の踏み出し方を教えてくれる。まずは「自分がやりたくないこと」を明確にすることだ。

目標に向かっていくには?

さて、目標を定めた後にはどうしたらいいのでしょうか?

ちゃんとその部分も神田さんは書いてくれていますよ。

ポイントは大きく2つ。1つは自己催眠。もう1つは情報を得ることです。

ここでは自己催眠について取り上げましょう。情報を得る方法については実際に『まんがでわかる非常識な成功法則』を読んで情報を得てください。

自己催眠はその名の通りです。自分にとって都合のいい言葉を繰り返しつぶやくことで自分に暗示をかけます。

「私は経営者になる」「私は年収1000万円になる」「私は土地を購入して、社屋と住宅を建てる」

こんな感じで繰り返し行います。

しかしながら、それだけではありませんよ。もう少し現実的な話も書いてあります

これらは潜在意識に植え付けるためであり、モチベーションを保つためです。これだけじゃあ現実は動きません。

現実を動かすためにも”SMART”に目標を立てましょう。”SMART”は英語の頭文字を取っている言葉です。それぞれ日本語にすると「具体的である」「計測できる」「自分が納得できる」「現実的である」「期限がある」になります。

”SMART”な目標は達成に向けて行動に移しやすいですし、達成したかどうかも判断しやすくなります。

“SMART”な目標を立て、自己催眠をかけてモチベーションを上げて行動する。

これが成功へと進む方法なんですね。

この本は、成功するために必要なステップを教えてくれる。“SMART”な目標を立て、自己催眠をかけることが成功へと進む原動力になる。

成功してからの心構え

この本では、成功してからの心構えについても書いてあります。こういった類の本では珍しい気もします。

「成功した後のことなんて成功してからでいい!」という考えの読者が多いからかもしれませんね。

神田さんが語る成功後の心構えは3つです、

1つ目は完璧を目指さないことです。完璧を目指そうとすると自分にも他人にも厳しくなりがちです。そうなってくると楽しくないし、人も離れていく。ほどほどでいいんですね。

2つ目は家族を大切にすることです。なんやかんや言っても一番一緒にいるのは家族です。結婚していなくたって親はいるはず。両親や兄弟、妻や夫に子ども。家族を大切にすることを忘れないようにしましょう。

3つ目はお金は有効に使うことです。ほとんどの人は収入が増えれば増えた分だけ支出も増える傾向にあるそうです。それではいつまで経っても本当の成功は得られません。そのお金の使い方は消費なのか浪費なのか投資なのか。そういったことを考えてお金を大切に使うことが大切なんですね。

本当に成功するためには成功した後の過ごし方や生き方を考えなくてはなりません。そうしないとお金はあるけど不幸せな人生を送ることになってしまうかもしれませんよ。

この本は、成功後の大切なことも教えてくれる。ポイントは仕事、家族、お金にある。

おわりに

この本を3行で表すと

成功マニュアル本の原点。

自己暗示と“SMART”で目標は達成できる。

成功してからが人生のスタート。

こういった「成功マニュアル」的な本を読んだことのない方にオススメしたい1冊です。

色々な本に出てくるエッセンスがぎゅっと濃縮された本になっていると言ってもいいでしょう。

「願えば夢は叶う!」といった“引き寄せの法則”よりも現実的ですし、「やりたいことをやれば結果はついてくる!」といった最近の自己啓発書よりも冷静な視点で書かれている本です。

読んだら原作の『非常識な成功法則』も読みたくなるはずです。

ぜひ、どちらも合わせて読んでみてください。


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