書評

【書評】マンガだからすぐ読める!自分も他人も変えたいあなたにオススメの1冊!

この記事は約3分で読めます。

このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

今回紹介する本

マンガってすごい。

本を読むことに対するハードルがぐっと下がりますよね。

いきなり活字だけの分厚い本を渡されても読む気はしませんよね。

しかも、それが「アドラー心理学」とかいうあまり馴染みのないことに関する本だとしたらなおさら。

でも、安心してください。

今回紹介する本はマンガです。マンガで「アドラー心理学」のことがわかっちゃうんです。

その本とは『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』です。著者は岩井俊憲さん。アドラー心理学に関わる本をいくつも書いている方です。作画は深森あきさん。「まんがでわかる」シリーズで他にも作画を担当している方ですね。

今までの自分を変えたい!もっと人と上手に関わりたい!そんなあなたには「アドラー心理学」がオススメです。

さらに言えば、簡単に「アドラー心理学」が学べるこの本がオススメです。

この本を読んで手に入るものは以下にあるポイントの通りです。

アドラー心理学についてわかり、実生活で使えるようになる。

それでは、本の中身についてちょっとだけお話しましょう。

本の内容

「アドラー心理学」って?

「アドラー心理学」は勇気づける心理学、未来志向になる心理学です。

「勇気づけ」とか「未来志向」とか、また聞きなれない言葉が出てきましたね。

これらの言葉についても簡単に説明しましょう。

「勇気づけ」って何?

「勇気づけ」とは困難を克服する活力を与えることを言います。

なんだかピンとこないかもしれませんが、これからお話する5つのポイントを大切にすると「勇気づけ」ができますので、雰囲気がわかると思います。

1つ目が「ヨイ出し」です。これはダメ出しとは逆のことをする行為です。ダメ出しが相手の悪いところや失敗したところを取り上げて注意することに対し、ヨイ出しでは、相手の良さや努力を認めます。

2つ目が「加点主義」です。これも相手の良さを認め、この人にはこんな良いところもある、こんな良いところもある、とその人の良い所を増やしていきます。

3つ目が「プロセス重視」です。結果を重視してしまうと失敗を恐れ、挑戦しなくなる可能性もあります。挑戦しようとしたことや、その過程での努力に目を向けます。

4つ目が「失敗を受け入れること」です。失敗をチャレンジの証として考えたり、学習のチャンスと捉えましょう。そうすると失敗した相手への接し方が変わるはずです。

5つ目が「感謝」です。相手のしてくれた行動に対して感謝の気持ちを伝えましょう。思うだけじゃなく、伝えることが大切です。

なんとなく「勇気づけ」にイメージができたでしょうか?

「ほめればいいんでしょ!」って思った方もいるかもしれません。でも、ほめることと「勇気づけは違うんですよ。

ほめることと「勇気づけ」のちがいって?

ほめることと勇気づけの違いは大きく3つあります。

表にまとめましたのでご覧ください。

ほめること 勇気づけ
相手をいい気分にさせて何かさせる 困難に立ち向かう活力を与える
操作的な対応 尊敬・信頼・共感がベース
監視が必要 監視は不要

「ほめること」は相手を操作するために行うという捉えです。だから操作する人がいない場合は相手の行動は変わりません。

一方で「勇気づけ」は相手に活力を与えるものです。だから相手は1人になっても適切な行動することができるようになります。

「未来思考」って?

「未来思考」とは目的論に立って考えることを指します。

また「目的論」という新しい言葉が出てきました。

「目的論」とは、人間の行動には目的があり、目的に近づけようと努力するのが人間の行動であると考えるものです。

これと逆の考えが「原因論」です。人の行動には何かの原因があるとするものですね。

例えば、子どもが誰かを叩いた時のことを考えてみましょう。

「なぜ、叩いたのか」に注目するのが原因論、「叩くことによって得られるものは何か」を考えるのが目的論と言えるでしょう。

原因論に立った時に困る場合があります。それは根本的な問題は解決しない場合です。

上記の例で言えば、原因論で言えば「相手に叩かれて腹が立ったから叩いた」というのが行動の理由になります。これを解決するには「叩かれたら大人に言う」とか「腹が立っても我慢する」とかになるのでしょうか。

これで「叩くこと」はやめるかもしれません。

でも、本当は「叩くこと」によって「親や先生から注目を受けること」が目的だとしたらどうでしょう?

「叩くこと」をやめても、何かを盗んだり、物を壊したりすることで注目を引こうとするかもしれませんよね。

新たな問題が生まれるだけです。これが「原因論」に立つ怖さなんです。

「未来思考」は、目的に向かって建設的な行動をしようとするものです。

「親や先生に注目されたい」という目的に向かって「勉強をがんばる」とか「運動をがんばる」とか「人に優しくする」とかが建設的な行動です。

一方で「暴力を振るう」「物を盗む・壊す」などは非建設的な行動です。

「過去」は変えることができないが「未来」は変えることができる。

この考えが「アドラー心理学」において「未来思考」を大切にしている理由なんです。

おわりに

知れば知るほどもっと知りたくなる「アドラー心理学」。

あなたもその入り口を開いてみませんか?

ぜひ読んでみてくださいね。


書評・レビューランキング

ツイッターをフォローしてくれるうれしいです!
ツイッターでは,時事ネタについてつぶやいています。