書評

部下のやる気を引き出したいならこの1冊!

コーチングの「基本」が身につく本

人を動かすのって難しいですよね。

家庭では子どもやパートナー、職場では上司や部下。

みんな思い通りに動いてくれない!

そんな日々にイライラしていませんか?

この本を読めば、そんな日々ともおさらばです。

その本とは『コーチングの「基本」が身につく本』です。

コーチングって?

そもそも「コーチング」って何?って話ですよね。

コーチングをひと言で説明すると、「人間を大切にし、人間の能力ややる気を引き出すコミュニケーション」となります。

P.16

ふむふむ。ただ教えたり励ましたりするだけじゃないんですね。

コーチングをうまく使えれば人を動かすことができそうです。

肩書きでは人は動かない

「やる気を引きだすって言っても、あいつにはやる気がないからな~」と嘆いているあなた!

それNGです!

人は、そのときによって、いろいろなきっかけでやる気が変化するものです。「やる気があるかないか」というデジタルな判断ではなく、「やる気が高いか低いか」というアナログ的な見方をするべきでしょう。

P.102

やる気が「ない」人なんていないと言うんですから驚きです。

でも、そう考えるとこちらの考え方も変わりますよね。

やる気が「低い」のであれば、それはなぜなのかを考えれば解決できそうですし、やる気を高くする方法もありそうです。

0と1じゃ数字をかけ算すると全く違いますからね。

やる気が低い相手をこっちがリーダーだからとか管理職だからとか肩書きで動かそうとしても無駄です。

人は肩書きでは動きません。

世の中には「ぼくが店長なんだから、みんな言うことを聞くはずだ」と勘違いしている人もいますが、肩書きでは人は動きません。

P.18

だからこそ、コーチングが必要なんです。

やる気を引き出して、自発的に行動するように促す必要があるんです。

心理的報酬を使おう!

じゃあ、どうやってやる気を引き出すの?って話ですよね。

リーダーができることって実は少ない。

給料を上げるとか昇進させるとかってなかなかできないし、日常的にもできない。

そこで使うべきなのが心理的報酬なんですよ。

リーダーが出せるのは「心理的報酬」だけです。心理的報酬とは、ほめること、感謝すること、一緒に喜ぶことです。

P.60

たしかに、ほめたり感謝したりは誰でもできます。

しかもタダ。

あとは気持ちの問題です。

ほめることと感謝することはビジネス書でよく出てきますが、一緒に喜ぶことはあまり言われていないので覚えておきたいですね。

「信」「認」「任」

最後にリーダーとして大切な要素について話しておきましょう。

それは3つの漢字で表されます。

「信」「認」「任」です。

「信」とはなんでしょうか?一つは、人間には無限の可能性があると信じることです。

もう一つは、リーダーとメンバーの信頼関係です。

P.24

ふむふむ。相手を信じることと、相手からも信じられていることが大切なんですね。

「認」は、相手のよいところを見て心に留める(見+留める」ことです。

P.26

さっきの心理的報酬の話にも出ていた「ほめる」に近いですね。

でも、「ほめる」は上下関係で「認める」は横の対等な関係なので要注意です。

「任」とは、相手に任せることです。

P.26

シンプル!

やることをやって、教えることを教えたらちゃんと相手に任せる

そうしなきゃ、相手もいつまでも独り立ちできないですしね。

ただし、フォローするのは忘れちゃいいけないポイントです。

名言ピックアップ!

「やってみたけれど、うまくいかなかった」というのは、失敗というより、むしろ「未成功」と見るべきでしょう。

 本間 正人

「未成功」つまり、まだ成功していないだけって見るとポジティブに考えられませんか?

いつかは成功するはずだってニュアンスがあると思うんです。

私だけ?いや、そんなことないはず。

自分の周りの人たちの失敗も「未成功」だと考えれば見え方が変わってきます。

そうすると「ほめる」「感謝する」「一緒に喜ぶ」といった心理的報酬も与えやすくなります。

リーダーとしての心構え、人の動かし方、先頭に立って行動する立場にある人は必読の1冊です!


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