書評

【1分書評】真実が見抜けるようになる『「原因」と「結果」の経済学』を読もう

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『「原因と結果」の経済学』 中室 牧子 津川 友介

温暖化と海賊

温暖化は年々進んでいる。海賊は年々減っている。よって、温暖化が進むと海賊は減る。

あなたはこの論に対してどう思っただろうか?

「そうなんだ~へぇ~」で終わってしまったあなた!

「原因と結果」の経済学』を読むことを強くオススメする。

多くの通説

世の中には多くの通説が出回っている。

「お湯を飲んだら、インフルエンザにならない」とか「ジブリ映画がテレビで放送されるとアメリカの株価が下がる」とか。

情報があふれている今、これらの事象に対して本当に2つの出来事は関係しているのかを見抜く力が必要だ。その能力がなければ私たちは正しく選択し、正しく行動することができない。

「因果関係」と「相関関係」

ポイントはその情報が「因果関係」なのか「相関関係」なのかを判断することだ。

「因果関係」とは、原因と結果に関係が見られるものだ。例えば、「受動喫煙によって肺がんのリスクが上がる」ことなどがある。

「相関関係」とは、原因と結果に何も関係がないものだ。先述した「温暖化が進むと海賊が減る」はこれにあたる。

当然ながら、私たちが必要としているのは因果関係にある情報だ

3つのポイント

2つの変数が因果関係なのかをチェックするには3つのポイントがある。

1つ目が「偶然」ではないか。2つ目が「第三の変数」が存在しないか。3つ目が「逆の因果関係」は存在しないか。

これらのどれかひとつにでも当てはまれば、それは真実ではないことになる。

詳しくは本書をチェックしてほしい。

あなたにもできる

想像してみてほしい。情報に踊らされている知人家族をあなたが救う様子を。

この本を読めば、あなたにはそれが現実でできるようになるのだ。

本書の著者について

中室牧子さんは『「学力」の経済学』が有名。慶應義塾大学で准教授をしている。専門は教育経済学。

津川友介さんは、ブログ「医療政策学✕医療経済学」を運営している。ハーバード公衆衛生大学院でリサーチアソシエイトを務めている。専門は医療政策学と医療経済学。

一緒に読むと効果が倍増する本

効果倍増
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本書の著者である中室牧子さんの代表作。

教育関係者には絶対に読んでおいてもらいたい。

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読解力に対して「因果関係」を求めて調査した話。

子どもがいる人は読んだほうがいい。

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経済学とはあまり関係ない本。

「経済」に焦点を当て、「経済」をわかりやすく教えてくれる。

 

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