書評

あなたのその教育は本当に正しい?『まんがでわかる「学力」の経済学』中室牧子

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30万部突破のヒット作 ついにまんが化!
その教育に科学的根拠はありますか?
科学的根拠のある「伸びる子ども」の育てかた、教えます。

【書評】『まんがでわかる「学力」の経済学』 原作:中室圭子/まんが:松浦はこ

誰でも語れるからこそ

不思議なもので「正しい教育」については誰でも語れるものです。

教育現場で働いたことがなくても、子どもを育てたことがなくても、「教育」に関することだと自分の考えを持っているのです。

これは誰にでも自分が教育を受けてきた経験があるからでしょう。

科学的根拠のある教育を

さて、そんな誰でも語ることのできる「教育」というジャンル。

だからこそ主観的に有効だとされる指導ではなく、客観的に有効な指導、もっと言えば科学的に根拠のある指導が大切なのです。

まんがでわかる「学力」の経済学』では、科学的根拠のある「伸びる子ども」の育て方を教えてくれます。

「ほめて育てる」は正しい?

例えば「ほめて育てる」ことについてです。子どもの育て方で必ずと言っていいほど話題になるのが「ほめて育てる」ことは良いことか悪いことかというもの。

実は何でもほめればいいというわけではないんです。

ポイントとなるのは「ほめ方」です。

ほめるポイントとは?

「あなたは頭がいいのね」とほめるのと「あなたはよく頑張ったわね」とほめるのでは、後者のほめ方をされた子どもたちのほうが優れた成績を残せることがミューラー教授らの実験によってわかっています。

「結果」ではなく「努力」をほめることが有効なのです。

さらに言えば、努力の内容を具体的にほめたほうが効果的です。

私たちができることは?

残念ながら、学校現場では今も科学的根拠のある指導はほとんど行われていないようです。

少なくとも公立学校はすぐに変化することはありませんから、家庭でできる範囲で科学的根拠のある指導を取り入れていくことや、学校に働きかけていくことくらいしか私たちにできることはありません。

ただし、科学的根拠があるといっても、そういった結果は上書きされて変わることもありますから、学び続ける必要性があることも忘れてはいけませんね。

 

【要約】ポイントとなる3つの文章

 

6回にわたる実験でわかったことは、「子どものもともとの能力(=頭のよさ)をほめると、子どもたちは意欲を失い、成績が低下する」ということです。

74ページ

 

間違って、見せかけの相関を因果関係と解釈してしまうと誤った判断のもとになります。

84ページ

 

非認知能力に対する投資の重要性は先程述べたとおりです。

その中でもっとも重要な非認知能力として挙げられるのが、「やりぬく力」と「自制心」です。

190ページ

 

実践ポイント

 

子どもは「結果」ではなく「努力」をほめよう!

 

読んだ気になれる一言

 

 その指導って科学的根拠はあるの?

 

書籍の情報

【書籍名】まんがでわかる「学力」の経済学

【著者】原作:中室牧子/まんが:松浦はこ

【出版社】ディスカヴァー・トゥエンティワン

オススメ度】★★★★☆

【ページ数】204ページ

【目次】

はじめに

プロローグ

第1話 子どもを「ご褒美」で釣ってはいけないのか?

第2話 男女別学よりも共学のほうが学力は高くなるのか?

第3話 「生きる力」は「学力」よりも大切なのか?

あとがき

 

 

中室牧子さん、松浦はこさん、ステキな1冊をありがとうございます!

お知らせ

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