書評

【書評】新社会人必見!『100円のコーラを1000円で売る方法』

100円のコーラを1000円で売る方法

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100円のコーラを1000円で売るにはどうしたらいいでしょうか?

就職面接で聞いてくる嫌な企業とかありそうな質問ですね。

これは、なぞなぞでも何でもありません。

実際に似たようなことをしている人たちがいるんです。

もちろん、詐欺なんかじゃありません。ちょっと考え方を変えるだけでできることなんです。

『100円のコーラを1000円で売る方法』

体験を売る

コカ ・ コーラ

一方、リッツカールトンが売っているのは、心地よい環境で最高に美味しいコーラを飲めるという体験です。

167ページより引用

普通のコーラを普通に出しても1000円では売れません。でも高級レストランや高級ホテルのルームサービスだと話は別です。

コーラと同時にそこでしか味わえない体験も買えるんですから。

体験を売る方法って最近は珍しくありません。

西野亮廣さんの「サーカス!」という公演や鴨頭嘉人さんのセミナーでは普通のチケットよりも、有償ボランティアになれるチケットが先に売り切れるのだとか。

一緒に作り上げた!という体験を欲しがる人がたくさんいるんですね。

価格競争をしない

比較

まさに、日本全体が、本書で描いた「カスタマー・マイオピア」の状況に陥っているのです。

207ページより引用

カスタマー・マイオピアとは、お客さんの言いなりになってしまうことです。

一見すると商売としては問題ないように思えますが、全て言いなりになってしまうと他の商品と差別化ができません

これをどの会社もやってしまうと、どこの製品を買っても同じ価値を得られることになってしまうんです。それっていいことだと思ってませんか?

そこでお客様の立場に立ってみましょう。あなたは製品を購入する立場です。似たような製品が2つあります。さて、製品を比べるポイントはどこになりますか?そうです、値段ですよね。

結果として過剰な価格競争が生まれてしまっているんです。「日本はサービスの質も商品の質も高い、けど価格は安い」と言われるのはそのためなんですね。

価値を生み出す側に

 

これからの時代は、いかにして付加価値を付けることがポイントと言えるでしょう。

編集者の箕輪厚介さんは、本の値段にプラスアルファお金を払うことで、その著者との体験を売り出しました。結果として大成功を収めています。

お笑い芸人の中田敦彦さんは、特に何でもないTシャツを「幸福洗脳」というブランド価値を上げることで高価な物に変えました。

古くはシャンパンだって原価は大した金額ではありませんが、基準を設けてブランド価値を上げることで、その金額を高価なものにしているのです。

商品を安くする方法ではなく、どうやって付加価値を付けて高く売ることができるか。それを考える能力が必要とされるのです。

まとめ

 

この1冊でマーケティングの基本がかなり学べると思います。

この本を読んだ後に色々な企業の動きを見ていると、やはりこの本に書いてあったような間違った方向に進んだ企業は衰退していますし、正しい方向に進んだ企業は成長しています。

それに、成功している人たちの秘密も何となくわかるようになります。

ビジネスに携わる人は必読の1冊ですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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