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アドラー心理学をちょいかじり!正しい伝え方とは?

はじめに

人に何かを伝えるって難しいですよね。思っていたよりも厳しく伝わってしまったり、思ったよりも伝わってなかったり・・・人の抱える悩みのほとんどが人間関係だと言いますから、そのことからも「伝える」ことの難しさがわかります。

そこでこの記事では「アドラー心理学を活用した伝え方」について紹介します。この記事を読めばアドラー心理学についてちょっとわかりますし、伝え方も変わるはずですよ。

正しく伝えるには?

「ほめる」のではなく「勇気づけ」を

「ほめる」のが大事だって話はいろいろなところで聞くと思います。でも、ほめるってなんだか上から目線じゃないですか?

そこでアドラー心理学ではほめるのではなく「勇気づけ」をすすめています。この「勇気づけ」はアドラー心理学ではキーワードになりますよ。

「勇気づけ」はほめるのとは違って横の対等の関係です。具体的にどんな行動が「勇気づけ」になるかというと、「感謝」と「共感」と「応援」です。

「感謝」はそのままですね。「ありがとう」とか「助かったよ」とか感謝の気持ちを伝えることです。

「共感」は相手の気持ちに理解を示すことです。「そっか、つらかったんだね」とか「もっとこうしたかったんだ」とか相手の感情に寄り添います。

「応援」は相手の行動を支援する気持ちを伝えることです。「きっと君ならできるよ」とか「何かあったら手伝うよ」とか相手の課題の達成に向けて補助をします。

ほめることは縦の関係を生み出します。そうなると相手に不快な気持ちを持たせてしまう可能性だってあるんです。ほめるのではなく「勇気づけ」を意識しましょう

感情「で」伝えるのではなく、感情「を」伝える

「なんでわかってくれないの!?」という言葉って聞きたくないですよね。別れる直前のカップルが言いがちな言葉です。

これだと他人事かもしれませんけど「なんでやらなかったんだ!」とか「どうしてやらないんだ!」とか「何度言えばわかるんだ!」とかだと身近じゃないですか?これって全部ただ感情「で」伝えているだけなんです。つまり、怒りや悲しみに身を任せて発言しちゃってるんですね。

アドラー心理学では、「力によるのではなく、言葉を使って問題解決をすることが重要」だとしています。

ですから、伝える時は感情「を」伝えましょう

「これをやってくれないと困るよ」とか「ちゃんと話してくれないと悲しい」とか「何度言ってもやってくれないとさすがに怒りが湧いてくるよ」とか。

あなたの行動に対して私はこんな気持ちになりますよ、ということを伝えることが大事なんです

思わず感情的になってしまう瞬間は誰にでもあると思いますが、そんなときは深呼吸です。そして、自分がどうしてそんな感情になったかを相手に伝えましょう。そうすればちゃんと相手に伝わるはずですよ。

客観的事実と主観を分けよう

アドラー心理学は「認知論」を大切にしています。これは、人は主観で生きているから同じものを見たり聞いたりしても感じ方は違うというものです。

そこで大切になってくるのが「事実」と「主観」を分けることなんです。

たとえば『君は「いつも」忘れ物をしているな。気をつけなさい』という言葉はどうでしょうか。この「いつも」ってどれくらいなんですかね?1カ月のうち10日くらい?それとも3日連続とか?「いつも」というのは「主観」です。「主観」は人によって捉え方が違ってきます。

では「君は1カ月のうちで15回忘れ物をしている。来月は5回までにしてくれ」だとどうでしょうか。これは紛れもない「事実」ですよね。回数は誰が数えたって同じになるんですから。

「いつも~」と言われると「そんなことないのに・・・」と思う人がいます。でも「15回を5回に・・・」と言われると「気を付けよう」となるしかないですよね。

NHKでは「人は事実でしか動かない」ということを大切にしているそうです。人に何かを伝えるときは、それが「主観」なのか「事実」なのかを考えてから話すようにしましょう。

おわりに

人との関わり方に正解はありません。でも、自分の中で正解に近づくことはできるのかなと思います。そのためには自分の経験だけではなく、色々な人の考え方や経験を知ることが大切になってくるのではないでしょうか。

その考え方のひとつとしてアドラー心理学があります。興味のある方はぜひ一度関連書籍を読んでみてください。きっと目からうろこが落ちるはずですよ。

参考文献